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2021年07月07日

憧れのバイエルン指揮官へ、33歳で就任したナーゲルスマン監督

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 これは決してお世辞や大袈裟な表現などではなく、実際にユリアン・ナーゲルスマン監督は子供の頃、バイエルン・ミュンヘンの布団カバーの中で眠っていた。クラブ公式サイドでの動画インタビューにて、改めてバイエルンの布団カバーを手渡された新指揮官は「洗濯のとき以外はずっとその中で寝ていたね」とコメント。「とにかくできるだけ多くの時間を、バイエルンの寝具と共に過ごそうとしていたんだ」と笑顔で振り返った。

 そしてそのクラブを33歳という若さで率いることになるとは、子供時代でさえも決して予想などできないことだった。「時に自分のほっぺをつねって確認しないといけないよね。これまでのキャリアはクレイジーなものだったから」とコメント。ただそれでもこれから迎える新生活の状況については「今は、かなり現実的にはみられているよ」とも述べている。「これまで故郷から仕事に戻るときは300〜700km離れていたが、今はわずか60km。故郷で欧州のトップクラブで働けるというのは、とんでもないことで幸せなことだよ」
 
 その一方で新たな挑戦へと臨むからといって、自分のスタイルまでは変えたくはないとも強調。「もちろん合わせなくてはいけない部分はでてくるし、実際にそうしていかなくてはならないものだろう。でも気迫を決して失うことなく、攻撃的で変化に富んだ、盛り上がるサッカーを目指していく。スタジアムにいる誰もが共感できるような。」と言葉を続けた。「誰だって楽しいからをお金を払うものなのだから」
 
 そして「すべてをひっくり返して、すべてを一新してしまうのではなく、試合後とにチームに備わっているクオリティを、理想的に発揮させていくということ」と説明。「このチームは個々の選手が優れており、また性格も優れている。もちろん何より重要なことは、この成功の道を歩み続けることだ」との考えを示し、タイトル獲得について「それこそがこのクラブのデフォルトであり、バイエルン・ミュンヘンの歴史でもある」と語っている。
 


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