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2021年07月15日

フュルト、バイエルンからアドリアン・ファインをレンタル

グロイター・フュルト
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 ブンデスリーガ昇格組SpVggグロイター・フュルトは、アドリアン・ファインをレンタルにて獲得した。22歳のセントラル・ミッドフィルダーは、1年間の期限つきにてバイエルンから加入する。

 昨シーズンではオランダ1部PSVアイントホーフェンへとレンタル移籍していた同選手は、そこでリーグ戦13試合に出場して1得点をマーク。さらにヨーロッパリーグでも3試合に出場しており、それ以前にはミュンヘン出身のMFはハンブルク、レーゲンスブルク、1860ミュンヘン、バイエルンIIなどでプレー。ブンデス2部通算では52試合に出場して1得点を記録しているところ。

 アズージ競技部門取締役は、「アドリアンは我々の求める選手像に完璧にマッチしており、セントラル・ミッドフィルダーとして確実に補強へと繋がる」と評価。「我々は2年前から彼に関心を抱いており、我々が彼に提示した道筋を支持してくれた」と言葉を続けている。またライトル監督は「アドリアンは、我々のサッカーのアプローチに非常にマッチしていて、ブンデスリーガの舞台で我々と共に力を発揮したいと思っている選手だよ」と喜びを見せている。

 一方で新天地にて背番号6を身につけることになったファインは、「フュルトに加入したいという気持ちは明確だったし、合宿前にうまく成立してよかったと思う。今は定位置を確保するチャンスがあるということが重要で、ここでぜひそのチャンスをものにしたいと思う」と意気込みを語った。

バイエルンの元ユースコーチに、18ヶ月間の禁止令

 2020年8月以降、バイエルン・ミュンヘンのユースコーチの任務と解かれていた、とあるコーチに対してドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は、1年半におよぶ出入り禁止処分が言い渡された。「これらはドイツサッカー連盟の価値観や原則に大きく反するものであり、その中には差別的なものやユースコーチの責任・役割に著しく反するものがある」と説明。「そのため長期的な禁止措置をとる必要があった」と付け加えている。

 コーチの名前は伏せられたが、これがユースセンターにおける人種差別問題につながっていることは明らかで、2020年8月に告発が公になった後、バイエルンは内部調査の末にこのコーチを解任。その間に同コーチが解雇に対する訴えを起こしたものの既に取り下げていた。そして今回ドイツサッカー連盟から7項目に及ぶ違反行為が指摘され、今月から来年年度末まで禁止処分に、すでに本人もこれを受け入れている。
  


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