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2021年08月01日

コマンも負傷のバイエルン。カーン氏は移籍市場での静観を強調

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 金曜日に行われた本番開始直前のバイエルン・ミュンヘンにとっての腕試しは、残念ながら失敗という結果に終わってしまった。試合後、RTLとのインタビューに応じたナーゲルスマン監督は、「良い気分ではないね。前半では明らかにうちが上回っていたし、前線にいくところまではうまくいっていた。それほどのチャンスを作れはしなかったものの、それでもいくつかは見受けられていたよ。そして後半では、自滅という形で3点を許してしまったがね」と総括。

 その前半ではレヴァンドフスキ、ニャブリ、ゴレツカら、ユーロ参加組が先発出場しており、「過去3回のテストマッチよりも、試合をコントロールすることができていたね」と指揮官。「代表選手が戻ってきて、45分間しっかりとプレーできたことは喜ばしいものだ。さらに3人の貴重な戦力(ミュラー、キミヒ、ノイアー)も戻ってくる。そうすれば初めて完全な練習が行えるようになるよ」と言葉を続けている。ただコマンについては、強打したために早期に交代。「肋骨だが、酷くないよう願っている」とナーゲルスマン監督は説明。

 最終的にはバイエルンが準備期間を終える頃に、明らかな改善が見られたということは、同時にチャンスが与えられていた若手選手たちが、そこまでの力を発揮することができなかったという言い方もできる。「うまくいったのは2・3選手だろうか。名前は出さないが。彼らにも時間が必要であり、まだプレーするまでの準備ができているわけではない」と明言。ただコマンの度合いはまだ不透明ながら、負傷を抱える選手がいる少数精鋭という中で、このままバイエルンはシーズンへと突入しても構わないのだろうか?
 

 バイエルン・ミュンヘンではこの夏の移籍市場において、決して急ぐ必要性はないと考えており、むしろオリヴァー・カーン代表は「我々はチームのすべての部分において、非常にうまく構築されていると思う」と、テストマッチ後にコメント。既存のチームについて「素晴らしい」との言葉で表現しており、新シーズンの目標もこれからと変わることなく、欧州において「トップ4、できればトップ3に」と宣言。コロナ・パンデミックによる財務打撃の影響もあるが、「それを受けているのは、何もバイルンだけではないんだ」とも強調した。
 


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