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2021年08月04日

新シーズンでの奮起求められる、バイエルンの選手たち

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ベンジャマン・パヴァール:移籍初年度の好調ぶりを継続させることができず、また今夏フランス代表として参加したユーロにおいても、不本意な結果に終わった右サイドバック。ブンデスのkicker採点平均は3.24から3.8へと下がり、4得点5アシストを記録したスコアポイントは「0」だった。オフェンス面ではクロスを届けられず、守備面では相手のクロスへの対応に遅れたりと、安定感のない姿を多く露呈。唯一のハイライトはクラブW杯の決勝ゴールくらいで、本来の力を出しきれずにいる。

アルフォンソ・デイヴィース:現在カナダ代表は再び負傷を抱えているところだが、8月いは足首の靭帯断裂から復帰する見込みで、初年度に史上最も価値ある若手選手の1人となった左SBは、前年度ではCL4アシスト、リーグ戦では3得点5アシストを記録していたものの1得点2アシストに転落。kicker採点平均は3.04から3.7となっており、その卓越したスピードでポジションミスはなくなっているが、まだ完全に成長しているという事はなく、これからも成長していかなくてはならない。昨季は一歩交代を意味した。

ニクラス・ズーレ:十字靭帯断裂から回復するも、調子と定位置を失う結果となったドイツ代表CBは、しばしば誤った行動を露呈しており、kicker採点平均は3.53(CL3.43)と、その能力からは物足りないもの、求められるものはウパメカノ、エルナンデスらと共に強力なCB陣を形成していくことにあるが、これから契約最終年度に入ることもありキャリアの岐路に立たされているところ。

セルゲ・ニャブリ:本来の予定よりも3日早く合流したニャブリ。昨季は自身の調子とリズムをなかなか見出すことができず、またチャンピオンズリーグでも1アシストを除き空振りに終わった。一昨期ではブンデス 12得点11アシストをマーク、CLでは9得点3アシストと好調だっただけに、さらにその上を目指していきたい。最高レベルで決定的な役割を果たせるだけの力をもった選手だ。

リロイ・サネ:もしもアスリートが大怪我を負ってしまったならば、本来の調子にまで戻すのに、離脱期間と同じだけの時間を要するもの。もしもその言葉が真実なのであれば、リロイ・サネはこれからが本領発揮ということになるだろう。いずれにしても初年度は課題を残したシーズンであったことは確かであり、全体会で10得点11アシストを記録したとはいえ、「違いを生み出す選手」としての役目はまだ果たす事ができないないのだ。
 


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