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2021年08月16日

ナーゲルスマン監督が講じる、ハーランド対策とは

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 確かにユリアン・ナーゲルスマン監督はエルリング・ハーランドについて、ロベルト・レヴァンドフスキと比較し「大きな違いがある」と強調。「レヴィーは長年ブンデスで活躍し、ワールドクラスを実証し続ける選手。ハーランドはまだそこまで経験があるわけではない。」と見ており、特にその経験値という点で軍配が上がるのは「レヴィーだ」とコメント。しかし決してハーランドを軽んじる考えなどない。むしろその逆であり、「彼の残している数字をみれば、それはとてつもないものだ」と言葉を続けた。

 それではいかにしてハーランドを食い止めていくのか?「それには幾つかの要素が絡んでくるものだよ」と指揮官。例えば「最終ラインで非常に集中力をもって」取り組み、ハーランドに「深い位置へ侵入するスペースを与えない」こと。「とりわけ彼は前線でいい動きをみせる」ことから、CBコンビは「1人はボールを、1人はハーランドを制御していかなくてはならない」。だが「フィジカルとフィニッシュに長け、時速36kmと驚異的なスピードを誇る」選手を相手に容易なタスクではない。

 さらにドルトムントの特徴であるカウンターサッカーを封じるため、「ロストしてしまった時のカウンターへの対応を積極的に行っていき、相手に打開策をそう簡単に見いだせないようにすること」が重要であり、「見事なスピードで彼らは、その機会をうまく使ってくる。だからロスト直後にすぐプレッシャーをかけていき、相手が簡単に背後を突けないようにしていくべきだ」と説明。そして最後に「うちのワールドクラスのGKが、この日も良い仕事をみせてくれる必要があるだろうね」と語った。「サッカーとは、常にチームスポーツなんだ」


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