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2021年08月23日

”ケルン・キラー”2得点のニャブリ「あんな形の失点は良くない」

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 1.FCケルンとの打ち合いを制したのは、やはり”ケルン・キラー”のセルゲ・ニャブリ擁する、バイエルン・ミュンヘンだった。一時は2−0とするゴールを決めるも、その直後に立て続けに2失点を喫して、たちまち同点に。だがそこで止めを刺したのが、この日2得点目となる、そして自身にとってケルン戦4度目のドッペルパックとなるゴールだったのである。

 だがそれでもドイツ代表FWの視線は、この日にみせてしまったディフェンス面でのパフォーマンスへと向けられていた。「あれが自分たちを、より苦しくさせているんだよ」と語った同選手は、とりわけケルンに反撃の狼煙を上げさせる、モデストのゴールについて言及し「あんな形で失点をゆるしてしまうと、決していいものとは言えないさ。2点リードして、僕たちはしっかり集中力を保てていなかった」と言葉を続けている。

 さらにユリアン・ナーゲルスマン監督も同様に見方を示しており、「バイエルンの監督として納めるブンデスリーガ初勝利は、もっと穏やかに手にしたかった」と振り返り、「結果自体はよかった」ものの、「あまりに試合は荒れた展開となったね」と総括。「準備期間における、典型的な試合という感じだったよ」とコメント。とりわけ前半のオフェンス面での不満を口にしており、45分間で45分もの不必要なパスミスを演じるなど、得点への驚異を削ぐ展開に「とにかく結果に繋げないといけないと。バイエルンならなおさらに」と苦言を呈した。

 
 そのパフォーマンスに呼応する形で、リロイ・サネからジャマル・ムシアラへと交代したことが功を奏し、ムシアラの積極的な仕掛けから先制点が生み出されることになるのだが、その交代の際にサネにファンからブーイングが浴びせられたことに「ファンからの選手へのサポートの重要性」を説き、「選手が力を発揮するためにはそれが正しい方法だ」とコメント。「それ以外は大したものをもたらすことはない」と述べ、改めて「リロイには優れたクオリティがあるんだ」と訴えている。
 


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