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2021年09月04日

マンジュキッチ、若き自分に宛てた手紙で現役引退を発表

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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 マリオ・マンジュキッチは金曜日に投稿した自身のインスタグラムにて、一風変わったメッセージにより、自身のキャリアの終焉を発表した。35歳となったマンジュキッチは自身を”大きくなったマリオ”という立場におき、まだ「小さなマリオ」に宛てた手紙を寄稿している。

 バイエルン、ヴォルフスブルク、そしてユベントスなどで活躍した元クロアチア代表FWは、2013年にバイエルン・ミュンヘンにてチャンピオンズリーグを制覇。その時のドルトムント戦では決勝ゴールも決めており、さらにバイエルン時代ではブンデスとドイツ杯でそれぞれ2度優勝を達成。直近ではACミランにてプレーしていた。

 「君がはじめてスパイクを履くその瞬間、これからいったいどんな経験が待っているのか。全く想像もつかないことだろう。君は最高峰の舞台でゴールを重ね、そしてトップクラブで最高のタイトルを手にしていくことになる。国を誇りをもって代表し、そしてクロアチアのスポーツ界の歴史を刻む、その一助を担っていくことになるんだ。

 それだけの成功をおさめられるのは、ひとえに君の周りにいてくれる人たちのおかけだよ。チームメイトであったり、コーチであったり、ファンであったり、そして家族であったり。代理人や友人など、みんながずっと君の味方でいてくれるんだ。そして君はずっと、彼らに対して感謝の気持ちを抱き続けていく。

 でも成功をおさめていくには、君がずっと力の限りを尽くして取り組むからに他ならない。そして最後に君はそのことを、何よりも誇りに感じるんだ。そのために君は、多くのことに耐え忍ばなくてはならない。でもそれだけの価値があるということは、どうか覚えていてほしい。それだけ素晴らしい瞬間が、君を待っている。

 最後に君がもうプレーできないと感じて、そのスパイクをロッカールームへと置いた時、君はそれでも寂しさを覚えることはないだろう。なぜならサッカーはずっと君の人生の一部であり続けるものであり、そして新たなチャプターを心待ちにして君は前を向いていくんだ。

楽しんで!

 大きくなったマリオより

 追伸:

 ワールドカップでイングランド代表と対戦する時が来たなら、その試合の109分目を楽しみにしておいてね」
 


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