ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年10月06日

ナーゲルスマン監督、バイエルンに至った自身のキャリアを語る

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 「基本的に私は、自分自身のキャリアプランのようなものを掲げてはいる。ただそれはフレキシブルに変化できなくてはならないものだとも思っているよ」。トニ・クロースとフィリックス・クロースによるポッドキャスト『アインファハ・マル・ルッペン』に出演した、バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督は、改めて自身がライプツィヒへと移籍した際の決断が「計画性をもったもの」であることを強調した。「当時、ライプツィヒよりもレベルの高いクラブに行く選択肢もあった。でもそれが健全であるとは思えなくてね、何かを学べる中間的なステップを踏みたいと考えていたんだ」

 だが今回のバイエルンへの移籍については、自身が掲げるそのキャリアプランに沿ったものではなかったという。「他の場所であと1・2年指揮をとるというのは、決して間違った判断ではなかったと思う」が、ただそれと同時に「
サッカーでは思うように事が運ぶのではなく、常にフレキシブルに対応できなくてはならないものだ」とも指摘。つまりは今回のように自身にとってお気に入りのクラブから「声をかけてもらった時、その時には受け入れなくてはならない時もある。人生のチャンスには期限があるという言葉があるが、まさにこの点で的を射た表現だと思うね」と言葉を続けている。

 その結論へと後押ししたのは、自身が過去に味わった経験にもあるようだ。「ドイツの他のビッグクラブと、同じような状況になったことがある。そのときは3回も誘ってもらっていたんだよ。ただ3回とも異なる理由でうまくいかなくてね、3度目については「今はこちらは求めていない。もう少し待とう」と言われたんだ。その後に動きが無くなってね」おそらくこれはボルシア・ドルトムントである可能性が高い。契約上の問題などから、双方ともに移籍には前向きだったものの頓挫となった過去がある。

 またナーゲルスマン監督は、今回のバイエルン移籍により、クラブ側が監督のために移籍金を支払ったことについても言及。「選手という立場でみても、このことが間違ってるようには思わないね」と持論を展開しており、その理由として「ある選手が7000万ユーロもかかっているというのに、監督が最も安月給で、一番コストがかかっていないという立場にあったら、それはそれであまり好ましいことではないんじゃないかな」と語った。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報