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2021年10月09日

敵も味方も警戒させる、奔放なプレーで決勝弾のミュラー

Germany
.ドイツ代表
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 ドイツ代表へと就任したハンジ・フリック監督の下、バイエルン・ミュンヘン時代以来はじめての共闘を果たしたトーマス・ミュラーは、この日に行われたルーマニア代表戦にて後半途中から出場。フリック監督就任以来4連勝へとつなげる、貴重な決勝弾をマークする活躍をみせた。

 後半67分よりティモ・ヴェルナーと交代で投入された同選手は、後半81分のコーナーキックにて、まずはショートコーナーを試みる即座に反転、ファーポストへと移動していく。その判断が功を奏して、ズーレが作ったスペースに、ゴレツカが頭で繋いだボールを絶妙なポジショニングで待ち構えた、ミュラーの一撃が決勝弾となったのだ。

 試合後、TV局のインタビューにてミュラーは「こういう風に自由に動くことは、時に問題となるし、時に自由になれるということでもある。ただチームとしてこう動かなくてはならない、という部分もあるのだけど」と説明。フリック監督にとってもむしろ、こういったミュラーの奔放さは、バイエルン時代から「警戒」していたものだったことを明かしている。

 その一方でミュラーは、追いかける展開で後半を迎えたにも関わらず、逆転劇を演じられた理由につい、「応援してくれた人々との繋がりを感じられる」ということ、そして「リードされてもうまくやれる、これで崩れるわけではないと思えること」という「互いの信頼関係」の結果でもあることを強調した。「それが実を結べば、喜びもひとしおというものだよ」
 


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