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2021年12月03日

バイエルン:ジョシュア・キミヒ不在の穴の大きさ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督は、いよいよ明日に迫ったドイツ頂上決戦、ボルシア・ドルトムントとの首位攻防戦にてジョシュア・キミヒ不在で臨むことを余儀なくされる。果たしてその穴の大きさはどれほどのものなのか?数字でみてもドルトムントにとっては明るい材料といえそうだ。

 TV局スカイで解説者を務めるローター・マテウス氏は、「バイエルンの中盤は今の所、キミヒ不在ではうまく機能していない。彼は気迫をもったリーダーだ」とコメント。確かにキミヒ不在で臨んだ2週間前のアウグスブルク戦では、残留争いを展開するチームを相手にまさかの敗戦を喫している。だがそれだけではない。

 2020年夏にバイエルンがチャンピオンズリーグを制して以降、これまでバイエルンが戦ってきた71試合のうち、キミヒが欠場した試合は14試合なのだが(半月板の手術、隔離、コロナ)、プレーした57試合で78.9%の勝率を誇る一方、不在の14試合での勝率は64.3%。

 とりわけ得点数における変化が顕著であり、バイエルンはキミヒ出場時には1試合平均3.2得点(シュート数は18.8本)を記録しているのに対し、不在時には2.2得点(シュート数は14.6本)のみにとどまっているところ。これは特にドルトムント側から見れば喜ばしいデータだ。

 これに加えて今回の試合では、バイエルンの中盤ではキミヒのみならず、レオン・ゴレツカも股関節の問題で出場が危ぶまれているところ。マテウス氏は、「キミヒとゴレツカが不在となれば、バイエルンの勝利は疑わしくなってくるね」との見方を示した。


 その一方でバイエルンは木曜、オリヴァー・カーン代表取締役が、欧州クラブ協会の理事に選出されたことを発表。そこで副会長を務めることになるという。これは木曜日に行われた欧州クラブ協会の会合にて選出されたもの。

 それまでは同じくバイエルンの法務担当、ミヒャエル・ゲルリンガー氏が4年の任期を務めていた。ちなみに会長職は長年、バイエルンのルメニゲ前代表取締役が長年務めており、現在はパリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長が務めている。
 


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