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2021年12月04日

ドイツ頂上決戦:数字でみるナーゲルスマン監督の苦戦

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 実はバイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督にとって、ドイツ頂上決戦の相手ボルシア・ドルトムントは、最も苦手とする相手だ。確かに記憶に新しいのは2017/18シーズンの最終節で、ここでドルトムントに勝利した当時ホッフェンハイム指揮官は、翌シーズンにチャンピオンズリーグデビューを果たすことに成功。

 だがこれが唯一のドルトムント戦での勝利であり、その後に就任したRBライプツィヒ時代においては、4試合の対戦で手にした勝ち点はわずか1。加えてその中で11失点を喫している。つまりトータル11回の対戦で、平均勝ち点数は0.64、4度のドローと6度の敗戦、勝利数はわずか1しかなく、そもそもバイエルン含む他クラブに対して、4試合以上敗戦を喫した経験のないナーゲルスマン監督にとってまさに天敵だ。


 ただ確かにバイエルン就任からは、すでに風向きは変わってきているとは言える。今夏に行われたDFBスーパーカップでは、幸先よく3−1で勝利をおさめることに成功した。だが今のバイエルンは当時とはあらゆる意味で異なる部分も。最近ではコロナ問題に揺れ、今回は中盤ではキミヒがコロナ感染で欠場、ゴレツカの出場も危ぶまれているところ。加えて先日の総会での騒動など、ピッチの内外に渡って問題を抱えているところだ。「この試合の重要性は、どの選手も理解している」

 そう語った青年指揮官は、「勝ち点1差というのはむしろ、リーグ全体でみれば素晴らしい構図」であり、「非常にエキサイティングな試合、当然トップマッチとなる」とコメント。ピッチ外のことがプレーに「直接影響を及ぼす」とは考えておらず、「チーム内に軌道から外れている印象はないし、対応策も必要ない」と強調。「ハーランドという危険な存在」はあるが、それでも「彼らもレヴァンドフスキを抑えないといけないよ」と付け加えた。
 


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