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2021年12月13日

ジョシュア・キミヒ、ワクチン未接種を反省「早くすべきだった」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ジョシュア・キミヒはコロナ感染が伝えられて以来、初めて自ら詳細について語っており、ワクチン接種に対する自らの反省を口にするとともに、世間から受けた批判は「限度を超えたところがあったと思う」との思いも明かしている。

 ドイツの国営放送ZDFとのインタビューに応じた同選手は、症状自体は軽く、他の感染者と同様に味覚や嗅覚を失っていたとのこと。さらに残念なことに最終検査の結果、肺に水が溜まっていたことが判明しており、そのため練習復帰までは、しばらく待たなくてはならない。
 
 キミヒがこれまでワクチン接種を受けてこなかった理由。それは自らの悩み、そして不安に加え、感染しないための予防的措置に対する期待感もあったという。だが最終的に自らに告げられた診断結果は、「決して喜ばしいものではなかったね。」と、キミヒ。

 クラブ内にて感染者が出たために隔離された時、もはや感染防止は自分自身だけでは、どうにかなるものではないと悟った。「2度目の隔離中に、すでにワクチン接種の予約をしていたんだよ」と話したドイツ代表。「でも病気がそれを上回った。もちろんもっと早く接種しておけばよかったことだけど」なおワクチン接種の意思は今も変わっていないとのこと。

 そしてチームメイトに対しては罪悪感も覚えており、「重要な試合で欠場となり、僕はチームの期待を裏切ってしまったんだ」と吐露。おそらくその指摘した期間は、自らが感染したときではなく濃厚接触扱いで隔離されていた時期を指しており、「ワクチンさえ接種していれば、そうはならなかったから」と言葉を続けた。


 またクラブ側からはその時期のサラリー分についてはカットとする判断が下されているが、このことについては「受け入れるしかないこと」と説明。しかし一方で世間から受けた、キミヒのワクチン未接種に対する批判の声については、「バイエルンの選手としての模範的行動を求められることもわかる。でも僕もまた不安を抱く1人の人間なんだ」とコメント。

 「僕たちは常にリスペクト、寛容性、開放性について話しているけど、でもこれらの価値観はあとの議論の中では欠けていた。限界を超えたものだったと思う」と述べ、ワクチン接種を人々に説得することは自身の役割ではないことを強調。「皆が耐えきれなくなるような重圧をかけるようなことは、決して正しい方法ではない。何に対して不安を抱いているのか、むしろそのことに耳を傾けるべきだ」と強調している。
 


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