ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2022年01月24日

バイエルン、ズーレとトリッソの状況と、代役候補の選手たち

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 年末から年明けにかけてコロナ感染報告が相次いだバイエルン・ミュンヘンだったが、ブンデス第20節が経過して首位を独走。ここまで順調な戦いぶりをみせているところだ。ただ一方で契約最終年度にある2選手、ニクラス・ズーレとコランタン・トリッソについてはいまだ不透明で、また両選手が置かれた状況は全くことなるものとなっている。

 例えば5年以上の在籍期間で2度の十字靱帯断裂み見舞われたズーレに対しては、クラブ首脳陣からずっと延長のオファーが提示されており、昨年のアラバの時とは異なり最終提示を受け入れなければオファーを取り消すような駆け引きもしていない。だがもしも最近ではニューカッスルより関心が寄せられているドイツ代表が、延長に最終的な断りを入れたとしても、そこで大きな再交渉を行うこともないだろう。バイエルンからもすでにアンドレアスクリステンセンや、アントニオ・リュディガーに対する関心が伝えられているのだ。特にリュディガーもまた契約最終年度にあり、両選手ともにブンデスに精通しているメリットもあるが、いずれにしてもバイエルンが今冬の移籍市場において、センターバックで動きにでることはないはずだ。

  一方でトリッソに関しては、状況が少し異なる。2017年に移籍金4150万ユーロで加入したフランス代表MFは、これまで幾度となく負傷に見舞われてきたもののここにきて調子を取り戻し、先日のベルリンでの試合をはじめとして納得のいくパフォーマンスを披露しているところ。そのため移籍候補とみられていたが一転、バイエルン残留の可能性もでてきた。だが首脳陣はすでに、トリッソに代わる中盤の選手へと目を向けており、そこで候補にあがっているのがボルシア・メンヒェングラードバッハとの契約最終年度にある、デニス・ザカリア。こちらについてはすでにクラブ側で今季限りでの退団の意向を伝えており、またグラードバッハも移籍金を手にすることができる今冬での移籍の可能性を除外していない。 
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報