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2022年04月03日

え?バイエルンが12人でプレー?「混乱」が生じた理由とは?

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 バイエルン・ミュンヘンは土曜午後に行われたSCフライブルク戦にて、3−1とリードして迎えた後半85分に、ニクラス・ズーレとマルセル・サビッツァの2選手を投入した。だがそれからしばらくすると中断となり、それは合計8分間にわたり続けられることになる。当初その理由は誰にもわからなかったが、試合後フライブルクのニコ・シュロッターベックは、スカイに対して「ズーレが入ってきたと思ったら、誰も出て行っていないことに気づいたんだ。それからプレーが再開されて、それで僕は改めて相手の人数を数えたんだよ。それで審判に伝えたんだ」と説明した。

 そしてこれを受けて主審のクリスチャン・ディンガート審判員は試合を中断しており、試合終了後にはその判断について改めて語っている。「バイエルンが2選手を交代した際、当初誤った背番号を表示してしまい、混乱した状況となっていました。背番号11のコマンが交代に気づかず、第4審判員もピッチを後にしたかの確認を怠っていた。そのため短時間のことではあるものの、12人の選手がピッチにいたのです。これは決してあってはならないこと。ただ比較的早くに気付くことができ、試合の中断となりました。」

 同じくバイエルンのナーゲルスマン監督もまた、この状況について「混乱」という言葉を用いて述べており、「トリッソが、おそらくトイレだと思うのだがロッカールームに駆け込んでいったことで、第4審判員が少し混乱してしまったのだと思う。それから間違った背番号が表示され、それはキングスレイの11番ではなかったんだ」とコメント。「ミスは起こってしまうもの。ただ両チームの観点からも、フェアネスという観点からも、公平性に欠けたものではなく、我々の勝利は見合ったものだ」と言葉を続けている。

 一方で「特にアピールをする必要はないとは思った」シュトライヒ監督ではあるものの、「ただ確かなルールというものは存在するものであり、我々はその一連のルールを遵守して行動していくもの。それが私の理解だよ」との見方も示しており、仮に月曜日までにフライブルク側が異議申し立て行った場合には、ドイツスポーツ裁判所に今回の判断が委ねられることになる。最終的には4−1で勝利をおさめたバイエルンではあるが、果たして今回のミスによる影響を受けることになるのだろうか?
 


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