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2022年06月02日

最大の課題は体調維持:復調期待のレオン・ゴレツカ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 ブンデスリーガ後半戦ポジション別ランキングにおいて、ボランチ部門の中にレオン・ゴレツカの名前を確認することができない。その理由は明白なもので、単純に最低でも必要な出場試合数(9試合)に満たなかったためである。ブンデス第14節に行われたドルトムントとのドイツ頂上決戦にて、ゴレツカは膝蓋腱に持続的な問題を抱えて離脱。当初はクリスマスまでが見込まれていたのだが、最終的には4月2日に行われた第28節、フライブルク戦まで4カ月に渡り復帰を待たなくてはならなかった。

このようにゴレツカの問題は、パフォーマンスではなく身体面、つまり幾度も負傷を繰り返してリズムを崩していったことにある。ボックストゥボックスプレーヤーであるゴレツカは、とりわけキャリアを通じて欠場が目立っており、状態さえよければ中断では世界のトッププレーヤーたちとも渡り合える実力を持っているが、今季のリーグ戦では19試合でkicker採点平均3.18。チャンピオンズリーグでも5試合で3に止まっており、特に復帰後は2.5~5と如実にバラツキを確認することができる。

 一方でゴレツカとバイエルンとの契約はスムーズに2026年まで更新することができたのだが、ただそれでもバイエルン首脳陣は似たタイプの若手選手ライアン・グラフェンベルフの獲得を決断。ライバルを登場させ互いを切磋琢磨させていくことは、この世界では良いことであることに変わりはない。確かにそこにはコランタン・トリッソもいた。だがこちらもゴレツカと同様に負傷がちで、今夏に契約満了に伴い退団。いずれにしてもゴレツカが体調維持さえ果たせれば、バイエルン中盤を担い攻守に渡り活躍をみせてくれることだろう。


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