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スカパー!ソース: |  2022年08月03日

売却候補から先発候補へ、サビッツァの浮上がバイエルンに与える影響

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 先日に行われたRBライプツィヒとのDFBスーパーカップを制した、バイエルン・ミュンヘンのナーゲルスマン監督としては特に、この時に起用した先発メンバーから入れ替えなくてはならないという理由はないだろう。

 つまりは昨夏に自ら希望してそのライプツィヒから獲得しながらも、移籍し年度では思うように事が運ばなかったマルセル・サビッツァにとっては、売却候補から一躍先発候補にまで名乗りをあげたことを意味する。

 昨季は25試合に出場して1得点、1アシスト。バックアップ要員の役割から抜け出しきれなかったオーストリア代表MFだが、この夏の準備期間が始まってからというもの見違える、かつてのサビッツァがそこにはあり「この夏の準備期間におけるウィナーといえるよね」と、ナーゲルスマン監督はコメント。

 同僚のジョシュア・キミヒも「スーパー」との言葉で賛辞をおくっており、「昨季は少しうまく行かないところがあったけど、今季は最初から練習でハングリーさをむき出しにプレーしているところ。彼はずっとベスト選手の1人だ」と言葉を続けた。

 とりわけバイエルンではレオン・ゴレツカが長期離脱の最中にあり、サビッツァの先発出場を後押しするものとも言えるだろう。今夏アヤックスから加入した若手MFライアン・グラフェンベルフはまだその後塵を拝しているところであり、DFBスーパーカップにてサビッツァはスルーパス、精力的な取り組み、確実なパスワークなどを披露。

 相方として中盤を形成したキミヒも「彼とのプレーは好きだね。フィジカル面でチームに貢献してくれる選手であり、クレバーで得点力もある、良いフィニッシュも持ち合わせた選手だよ」と語っている。

 おそらくはバイエルンにとって、関心が明かされたコンラッド・ライマーの獲得については、サビッツァの浮上により急ぐ必要はなくなったことだろう。仮に獲得となれば、必然的にサビッツァは新天地を模索することになる。
 


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