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2019年01月05日

久保への期待感示すケルナー監督、後半戦はトップ下起用か

1. FCニュルンベルク
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 昇格組ながら1部残留という困難なミッションへと臨んでいる1.FCニュルンベルク。その前半戦では最下位で折り返す結果になったが、ミヒャエル・ケルナー監督は巻き返しに向けて1分、1秒をも無駄にしない考えだ。 

 昨日に合宿地のスペインへと向かったニュルンベルクだったが、フライトのトラブルに見舞われた結果、2時間遅れで出発。そのため夜になって宿泊地へと到着したものの、その後に照明を利用する形でさっそく1回目の練習を行なっている。

 そしてその翌日となった土曜日では、朝9時半から2時間半にわたってトレーニングを実施。重点が置かれたのはフィジカル的な部分に加え、中盤をひし形に形成するシステムに関することだった。

 「ブンデスでは中盤をひし形に形成して良い経験をしたからね」と指揮官はコメント。他クラブに目を向けて見ても、中盤をひし形に変化したVfLヴォルフスブルクは一躍5位へと浮上、得点力不足に悩んでいたマインツも浮上のきっかけになっている。

 このシステムではトップ下を配置することになるのだが、そこでオプションとして考えられるのは、久保裕也とマテウス・ペレイラの2選手だ。特に久保裕也にとっては、中央でその力を発揮することが期待される選手であり、一方のペレイラはサイドでもプレーすることが可能。

 加入当初では大いに期待を抱かせるパフォーマンスを披露していた久保だが、しかしここまではまだ得点、そしてアシストも記録することができておらず、その後はブンデスでの対応に苦労しており、最終的にはアジア杯参加を果たせずニュルンベルクでの冬季キャンプにフルで参加へ。

 だが昨年末にケルナー監督は、kickerに対して「彼が後半戦で助けになってくれると、確信を覚えている。浮上に高い価値をもった選手なんだ」と改めてその評価を強調、「彼がもつ可能性はすでに見て取れたことだ。ただ状態が十分じゃなければ、それもなかなか発揮できないものだよ」とコメント。

 さっそく月曜日に行われるPECツヴォレ戦からテストがなされることになるが、ただ後半戦の開幕戦の相手であるヘルタ・ベルリン戦に関しては、「5バックを採用してくる」こと、そして「1つのシステムだけで90分間対応するわけにもいかない」ことからも、別のプランも用意していくことになる。
 


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