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2017年08月31日

新監督からの主将剥奪が決め手に、ヘヴェデスがユベントスへ移籍

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FCシャルケ04はクラブの顔として長きに渡り活躍してきた、ベネディクト・ヘヴェデスを今夏に失うこととなった。29歳のドイツ代表CBは、16年に及んだシャルケ時代にピリオドをうち、新たな戦いの舞台をユベントスに求める判断をくだしている。

シャルケでマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は、「決して容易な決断ではなかった。だがこれまで多大なる功績を残して来たヘヴェデスのたっての希望を、我々は受け入れることにしたよ」と説明。

「16年に渡るこのクラブへの多大なる尽力と貢献に感謝している。イタリアでの成功を心から願っているよ」とエールをおくった。

ユベントスにはまずは1年間のレンタルにて加入することになるが、契約には買い取りオプションがつけられており、今夏にACミランへと移籍したボヌッチの穴埋めが期待されているところだ。

2001年にシャルケの門を叩いたヘヴェデスは、プロとして10年間、キャプテンとしては6年間過ごしており、これまでブンデス1部240試合に出場。2014年夏にはドイツ代表として、ワールドカップ優勝にも貢献。

しかし今季から指揮をとるドメニコ・テデスコ監督は、そのヘヴェデスをキャプテンから外すことを決断。当時ハイデル氏は、ヘヴェデスが失望していたことを明かしている。


ベネディクト・ヘヴェデス「僕は選手としてはこの場を後にするけど、でもこれからもシャルケのファンであり続けるよ。もしも4週間前に僕に今夏移籍するのか?と聞かれれば、僕はそんな馬鹿なと答えていたことだろう。しかし今日、僕はシャルケを後にすることになった、正直言って、まだちょっと言葉がないんだ。2001年から僕はシャルケのファンであり、ユース時代を過ごし、プロとなった。まさに人生の一部であり、絶対の信頼をよせている。ただこの数週間は、その気持ちを試されることが何度かあったね。キャプテンマークはそのなかの1つだ。」


ドメニコ・テデスコ「プレスカンファレンスでの最初の質問は、我々がベネディクト・ヘヴェデスを放出したいと考えていたかというものだったね。それについては明確にノーということができる。我々はあくまで彼の残留を希望していたし、そのために取り組んでいた。2つ目に質問は拒否権についてだったね。もしも選手がどうしても移籍したいと考えていたとして、そこで監督が拒否権を行使してどうなるというのかね。どこを選ぶのかはその本人次第さ。ただ今回は残念な形で決断を下してしまったけれどもね。しかし我々の話し合いはオープンかつ透明性をもったものだったよ。もしも選手がワールドカップ出場をしやんいいれているなら、それに正直に接するのみだ。我々の希望としては、彼が定位置争いの中にいる、そのことを認識してもらうということにあった。彼自身は移籍の考えはないと言っていたものの、その二日後にはもうメディカルチェックを受けていた。基本的に我々はオープンかつ正直にお互いで話し合いを行なってはいたがね。ライプツィヒ戦では3バックがうまくいっていたし、そのなかで入れ替えを行うことは難しかった。ちょっと我慢の気持ちをもって起用してもよかったのかもしれないが、だとしてももう時すでに遅しという状況ではあるよね。」


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