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2017年10月26日

ディ・サントがテデスコ監督に感謝する理由

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2015年にヴェルダー・ブレーメンからシャルケへと加入したフランコ・ディ・サント。ブレーメン時代と同じ2シーズンを過ごしたアルゼンチン代表だが、17得点をマークした古巣時代とは異なり、シャルケではわずか2得点とあまりに物足りない数字を残しているところだ。

特にマルクス・ヴァインツィール監督時代だった昨シーズンでは、ディ・サントはリーグ戦はおろか、DFBポカールでも、ヨーロッパリーグでも無得点。公式戦でただの1度も得点をあげることができなかったのである。

「僕は長期間離脱していたこともあったからね、それを忘れてはこまるよ」と同選手。しかしそれでもブレーメン時代の49試合と、シャルケ時代の45試合という出場試合数だけを比較しても、それだけで説明できる結果ではないことは確かだ。

しかしながら今夏から就任したドメニコ・テデスコ監督は、ディ・サントがもつ別のクオリティを高く評価。今季はほぼ全ての試合で起用しており、先発することも決して珍しくはない。「彼はとても精力的に動くし、前線のプレーに絡んで、エネルギッシュにプレスも仕掛けてくれるんだ。得点は副次的にみているよ」と指揮官は評価。マインツ戦では1アシストをマークした。

ディ・サントは「監督にとても感謝しているよ。シャルケではじめて、僕に多くの出場機会を与えてくれる監督なんだ」と喜びをみせ、さらに「チームメイトたちからはいつも勇気付けてもらった。心配するな、チームの成功のためにがんばってくれているのはわかっている、と」とコメント。

そして火曜に行われたヴィースバーデン戦では、ついに598日ぶりとなる公式戦でのゴールを記録しており、同じFWのギド・ブルクシュタラーは「フランコを思うとうれしいよ。このゴールがこれからの戦いにむけて、彼の自信になるよう期待している」と述べ、また週末のヴォルフスブルク戦にむけてディ・サント自身も「僕は覚醒した」と自信をのぞかせている。


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