１９９８年に行われたフランス大会以来、モロッコ代表は今回のロシア・ワールドカップでも再び、ワールドカップ出場権を勝ち取ることに成功。そしてその歓喜の渦のなかには、１人のシャルケの選手の姿が見受けられた。アミーヌ・アリだ。

フランス代表ではなく、モロッコ代表入りを宣言したばかりの２０歳のＭＦは、今回のコートジボワール戦ではベンチから試合を見守っており、５大会連続出場を果たした瞬間について「どうこの喜びを表現していいのかわからないよ。」と喜びを語った。

だがそう長く歓喜に酔いしれる時間はない。週末のハンブルガーＳＶ戦に向けて、木曜日にはトレーニングを行うことになっており、アリも「これから迎える重要な局面の、そのスタートを切ることになる」と述べ、「ここのところみせているいい結果をここでも継続していきたいね」と意気込みをみせている。

さらにその視線の先には、その翌週にせまったドルトムントとのレヴィアダービーも見据えていることだろう。

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