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2018年03月22日

春を迎えてもなお動きの見られないマックス・マイヤーとシャルケ

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シャルケとマックス・マイヤーとは、「この冬の間」に契約延長の結論を出すということで合意に達していた。しかし「この冬の間」というニュアンスの受け取り方に、双方にズレが生じていた。マイヤー側は季節が冬とされている3月20日までと考えていた一方で、マネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は冬の移籍期限である1月いっぱいまでと考えており、最終的には2月15日にメールで、マイヤーの代理人へとデッドラインが過ぎたことを伝えている。

ただ一方でマイヤー側は、シャルケ側よりプレッシャーをかけられたと感じており、代理人からは「たった2つのメールだけでは、シャルケの選手を残留させることはできない」と批判的なコメント。そこで世間では、マイヤー側が設定していた3月20日までに何かが起こるのか、注目していた。しかしその日が過ぎた今になってもなお、何も音さだはない。kickerが得た情報によればその理由は、2月15日にハイデル氏からデッドラインが過ぎたと伝えられたことにより、シャルケからのオファーは取り消され、ゆえに双方の間で設定されたデッドラインはすでに消滅してしまっていたということだ。

状況は複雑なものとなってしまった。マイヤー自身はシャルケで居心地の良さを感じており、地元出身の若手選手としては、実際にそのシャルケで最高額となる年俸500万ユーロを手にして、プレー面でもテデスコ新監督の下でボランチとしての将来性を見いだせている状況だ。加えて今はチャンピオンズリーグ出場の流れにもある。これら3つのポイントは、残留に向けての重要なポイントだといえるだろう。しかしながら現時点を見る限りは、マイヤーはむしろ移籍する流れに見受けられる。そのためシャルケとしては、すでにその後釜となるべき選手を市場でチェックしているところだ。

果たしてマイヤーはどういった結末を迎えることになるのか。そこで重要なポイントとなるのが、代理人を務めるロジャー・ヴィットマン氏だろう。ここまで欧州のトップクラブにマイヤーをアピールし、今の所はまだ結果を出せていないものの、同じヴィットマン氏を代理人とする、かつてシャルケに在籍していたエリック=マキシム・シュポ=モティングを1つの例としてあげることができる。契約期限切れが迫っていたカメルーン代表FWをめぐって、ヴィットマン氏はヨーロッパの半分ちかくの国のクラブへと売りに回っており、最終的には今季プレミアで下から2番目に位置するストーク・シティへの移籍という結果を迎えた。


 


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