ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年03月23日

マイヤーの代理人の発言に苛立ちをみせる、シャルケのテニース会長

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


シャルケ04が、契約を今季まで残すレオン・ゴレツカの残留を目指した際、相談役会会長を務めるクレメンス・テニース氏も同選手の慰留へと務めていた。テニース氏は交渉が難航している場合に助け舟を出す存在であり、それは同じく今季まで契約を残すマックス・マイヤーについても同じことだった。

ドイツサッカーミュージアムにて行われた特別展示会のオープニングイベントに出席した同氏は、実は年明けにもマイヤーの代理人ロジャー・ヴィットマン氏との話し合いを行う予定があったことを明かしており、「それが代理人側から断りを入れられてしまったんだ」とも明かした。

そのためテニース氏は、先日その代理人がシャルケから二つのメールが届くだけでは「シャルケの選手を残留させることは難しいよ」.と批判的な発言を行ったことに苛立ちを示している。

おそらくはゴレツカがすでにバイエルン移籍を決断しているように、マイヤーもまた契約が切れる今夏にチームを後にすることになるだろう。自前で育成し飛躍をとげた選手というのは、他クラブと同様にシャルケもまた失う立場にあるのだ。そういった選手をクラブに永続的にとどまらせることは「念頭に置くべきではない」とテニース会長。特にシャルケは育成で高い評価を受けており、今回のマイヤーにようにこれからトップチームでの活躍を期待するその矢先に手放すという流れになってしまう。

ただその一方で、ここ数ヶ月のシャルケの戦いには満足感を示しており、「今の立ち位置を保てるように取り組んでいくよ」そのなかでテデスコ監督がチームを魅力的なサッカーで勝利に導くのか、それともそこまで魅力的ではないサッカーで結果を残していくのかについては、特に気にするそぶりは見せることなく「なにより興味があるのは、順位表の場所だよ。私は財政的に考えているのでね」と、テニース氏らしい言葉を述べ、それと同時にチームへあまりプレッシャーをかけない気遣いもみせた。「十分にインテリジェントに取り組んでいければ、ピッチでの成功はこのまま続けていくことができるさ」


  • ブンデスリーガ・各チーム情報