ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年06月15日

『老いて益々盛ん』なナウド、「W杯は歯がゆい気持ちで見ている」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


毎年恒例で行われている、kickerによる現役ブンデスリーガーへの直接アンケートのなかで、今年ははじめてディフェンダーがシーズンのベストフィールドプレイヤーに選出。その選手こそ、”老いてますます盛ん”な35才、ナウドだ。

新たな監督、新たなキャプテンの下、チーム再建をはかったシャルケにあって、見事リーグ戦ではバイエルンにつぐ2位でフィニッシュ。ドイツ国内カップ戦でも、優勝を果たしたフランクフルトに準決勝で敗れるなど、大きな飛躍を遂げるなかで守備の要として、そしてチーム2番目のゴール数を誇るなどオフェンス面でも、多大なる貢献をした選手だ。

そんなナウドが、今夏にロシアで行われているワールドカップに、ブラジル代表として参加していたとしても決しておかしなことではなかっただろう。特にブラジル代表のチッチ監督は今年はじめに、kickerに対して「ナウドはチェックしている選手の一人」であることを認める発言を行なっていたのだ。

Deichstubebe。deのゲストとして出演したナウドは、「正直言って、テレビでワールドカップを見るしかないのは歯がゆいものがあるよ。なぜあれほどのシーズンを過ごしながら、代表でアピールのチャンスを最後まで得られなかったのかはわからない。監督から名前も出ていただけにね。でもコンタクトは全くなかったよ。それは本当に残念だ」と悔しさをにじませた。

しかしそれでもワールドカップ通算5度の優勝を誇る、母国ブラジルの成功をねがっており「今のチームは、もはやネイマールのチームではなくなった。むしろネイマールは他の選手たちのためにも走る姿勢をみせている。守備にもいい取り組みをみせているところだよ。こういった全体的な姿勢に変化が起こったんだ」とナウド。

今季攻守にわたってシャルケを支え続けたベテランDFは、「まずは守備だ。それから素早く前線に攻撃を展開していくことだよ。ブラジルは今はほとんど失点を許さなくなっているし、ワールドカップではそれが決定的な要素となる。」とコメント。決勝は自身が国籍を有するドイツとブラジルの対戦を希望し、「ただそれを僕は、はがゆい気持ちで見ることになるんだろうけどね」と言葉をつづけた。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報