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2018年10月30日

パス成功率56%でも、シャルケがドローに満足する理由

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 日曜日に行われたRBライプツィヒとのアウェイ戦では、パス成功率わずか56%を記録し、最終的には痛み分けという結果に終わった。しかしシャルケのドメニコ・テデスコ監督は「決してその数字が、我々の思惑と反するものを映し出しているというわけではない」との考えを強調する。

 この試合に向けて、指揮官はむしろ「セカンドボールを拾っていきたかった」と指摘、むしろパス成功率はこれに「理にかなっている」との見方だ。その戦略を採用するきっかけとなったのが、前節にライプツィヒが6−0と勝利を収めた「ニュルンベルク戦でそのカウンターの脅威をみせていた」ことにあり、「彼らはあまりにスピードに長けて、多くのクオエイティをもっているのでね。」と説明。

「ディフェンスを意識したかった。」と述べ、「満足している」と語り、「良いマッチプランだった」と言葉を続けた。同様の見方はマネージャーを務める、クリスチャン・ハイデル氏も示している。「ライプツィヒとの対戦で、プレー面での打開策を模索したらどうなるか。それはすでに明らかなことだろう。」


 そのためシャルケとしては、「中央にあまり供給させないようにすること」を目的に戦っており、「決して魅力的なプレーにはみえないだろうが、勝ち点にはとても満足している」とし、「16位に低迷していて、プレー面で打開策をはかれば、専門家から「まずは勝ち点を得るべきだ」と批判を受ける。そして今回はちゃんと勝ち点を確保してみせたのだ」と語った。「良い形で来れているよ。また良いサッカーを見せるようにもなるさ」

 一方で今夏加入のハムザ・メンディルについては、リーグ戦395分間の出場で、すでに警告を3枚宣告されていることも気になるところだが、「決して驚くことではない」とのことで、21才になったばかりのチュニジア代表については「リール時代から」そのアグレッシブなプレースタイルを見せており、「まだ若い。これから多くのことを学んでいくんだ。それに我々が必要としている多くの部分を、彼は持ち合わせた選手だよ」と擁護の姿勢を見せている。
 


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