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2018年10月31日

ここのところのシャルケがみせる「0点サッカー」

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 フーブ・ステフェンス監督時代からシャルケでは、「0点に抑えること」が叫ばれてきた歴史がある。たしかにその点でみれば、最近6試合のうち実に5試合で、実際にそれを成し遂げていることは評価に値することだろう。しかしここには別の問題も存在する。同じく最近3試合では同じくシャルケも無得点に抑えられているところなのだ。

 ビルドアップにおいて創造性に欠け、オフェンス面では打開力に物足りなく、309分間にわたって無失点が続く、この得点力不足こそ、2位と大きく飛躍を遂げた昨シーズンとの大きな違いとなって現れているといえるだろう。

 確かにこの6試合でブレーメン戦を除き、5試合で無敗であることは好材料だ。ブレーメン戦までは公式戦3連勝も続いていた。だがこの6試合で掴んだチャンスはわずか29。さらにその成功率となると13.8%でしかなく、今季のリーグ戦全体でみても12.2%。これは昨季の31.5%と比較しても、その変化の差は歴然である。

 そして水曜日に迎えるドイツ杯2回戦では、シャルケとしてはその無失点を相手のケルンのみにとどめておかなくてはならない。ただここまでネガティブな数字ばかりが並んできたが、好材料もある。ケルンは最近2部での戦い5試合において、常に失点を繰り返してきているのだ。

 ただこの試合では再び、守護神ラルフ・フェアマンが負傷欠場。しかしながら風邪を患っていたセバスチャン・ルディについては再びオプションとなっている。
 


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