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2018年10月19日

ドイツ代表参加で、貴重な時間を失ったセバスチャン・ルディ

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 今夏シャルケの目玉となる補強として加入した、セバスチャン・ルディ。しかし今回の代表参加では、あらゆる意味でフラストレーションの溜まる時間を過ごすこととなった。チームはオランダ、そしてフランス戦で連敗。さらに自身は全く出場機会を得ることができず、新天地シャルケで調整を行う機会さえもえられなかったのだ。

 今夏に移籍金1600万ユーロで向かいれることを決断したシャルケ首脳陣が期待する活躍を、まだドイツ代表MFが示しているとは決していえない。だがそれは決して無理もないことだ。バイエルンでは圧倒的なポゼッションサッカーを展開していたのに対して、シャルケでは積極的なボール奪取を念頭におくサッカーを展開。

 新たなシステム、新たなプレースタイル、そして「加入前の4・5ヶ月間に関しては、彼は出場機会をえられていなかったからね」と、ドメニコ・テデスコ監督はコメント。フィジカル面での不足というハンディキャップも加わる中で、今季のルディは2試合の先発と1試合の途中出場でkicker採点平均4.83。最近2試合で勝利をおさめた試合では、出場機会はまったく巡ってきていなかった。

 「彼には時間が必要なんだ、改善し、そして本来の力を100%ピッチ上で示していくためにはね」と指揮官。そこで今回の代表戦期間では出場機会を得ることと、そこからの好影響を期待していたのだがそれも叶わなかった。

「ただ彼がその真価を発揮すること、それはあくまで時間の問題だともいえるよ」とテデスコ監督。しかしそれでも現状を思えば、週末に行われるブレーメン戦でも引き続き、ルディが先発メンバーに名を連ねるということはまだないだろう。
 


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