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2018年11月29日

期待の青年指揮官、元同僚対決:ナーゲルスマンvsテデスコ

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 全てが動きはじめたのは、今から1年半前の2016年3月。当時若干28才の青年指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督は、それまでトップチームを率いていたベテラン指揮官フーブ・ステフェンス氏のあとを受け継ぐ形で、U19からトップチームの監督へと急遽就任。2部降格の危機に瀕していたチームを見事に1部残留へと導いただけでなく、翌年は4位、昨季は3位と好成績をおさめてチャンピオンズリーグへと出場を果たした。

 そのナーゲルスマン監督の後を2016/17シーズンから受け継ぎ、ホッフェンハイムU19の監督へと就任したのが、ブンデスでナーゲルスマン監督に次ぐ若手であり、今回敵将として対戦するドメニコ・テデスコ監督である。そのシーズンの終盤に、2部で降格の危機に瀕していたアウエの監督へと就任し残留へと導くと、シャルケでマネージャーを務めるハイデル氏の目にとまりシャルケの監督へと就任。その1年目でいきなりリーグ戦2位へと飛躍を遂げ、チャンピオンズリーグへの復帰へと導いた。

 そんな期待の青年指揮官同士による、そしてかつてTSGホッフェンハイムU19で監督を務めた元同僚同士という点でも注目される対決ではあるのだが、しかし決してそのスタイルが似ているということはない。ナーゲルスマン監督はむしろ積極的に仕掛けるサッカーを展開する一方で、戦術により重点を置くテデスコ監督はそれに対応していくスタイルをもっており、それは昨季のリーグ全体での得点数(ホッフェンハイム2位)と、失点数(シャルケ3番目)にも現れているといえるだろう。

 ちなみに昨季は1勝1敗。勝利した側は共に2点をあげているが、果たして今回はどちらに軍配が上がるのか。注目のキックオフは第13節のハイライト、12月1日18時30分(日本時間26時半)からナイターで行われる。
 


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