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2018年12月09日

シャルケ:追いかける展開で、フォワードからサイドバックを投入した理由

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 土曜午後に迎えた宿敵ボルシア・ドルトムントとのレヴィアダービーでは、シャルケは守備面ではあまりに受け身に構え、そして攻撃面では決定力に欠け、ドメニコ・テデスコ監督は就任以来はじめてこのダービーでの敗戦を味わった。

 エムボロ、ウート、ディ・サント、トイヒェルトら、FW陣に離脱が相次いでいるシャルケはこの試合でトップにギド・ブルクシュタラーと共に、セカンドトップとしてオールラウンダーのMFウェストン・マッケニーを起用。だがそんな苦しいやりくりの中、そのブルクシュタラーが対人戦で負傷。前半36分に交代を余儀なくされている。

 ここで指揮官が投入したのは、左サイドバックを本職とするハムザ・メンディルだった。確かにFWという点ではオプションはなかったかもしれない。だが状況は1点を追いかける展開であり、さらに攻撃的選手という点でみれば、コノプリャンカやシェプフも控えていた。一体なぜなのか?

 この理由について、33才の戦術家は「FWの位置にスピードのある選手を配置したかった。そして深い位置を突いていくために、最もスピードのある選手がメンディルだったんだ。だから彼の起用を決断したんだ」と説明。だがその思惑とは裏腹に、マッケニーとメンディルの急造FWは共にシュートゼロに終わり敗戦。

 試合後、TV局スカイのインタビューにてテデスコ監督は、「我々にはパワーが不足していた」と振り返り、「FWがいなくなってしまい、前線でボールをキープできなくなってしまったんだ。」と言葉を続けている。なお火曜日にはCLロコモティフ・モスクワ戦が控えているところだが、いったいどのようなメンバーで試合に臨むことになるのだろうか。
 


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