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2019年10月09日

セルダーのドイツ代表追加招集に、渋い表情のトルコ代表監督

Germany
.ドイツ代表
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 13人もの負傷離脱者を抱える結果となってしまった、ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は日曜、ナディーム・アミリに続いて、スアト・セルダーも代表初招集することを決断。その後に発表されたロビン・コッホとともに、初代表組3選手が参加することとなった。

 しかしながらこの発表を渋い表情でみていたのが、これからユーロ予選アルバニア戦、そしてフランス代表との一戦に臨むトルコ代表シェノル・ギュネシュ監督である。

 トルコ代表からの誘いに対してセルダー側からは、まだトルコかドイツかの結論が特に知らされておらず、トルコ代表は招集へ大きな期待感をもっていたなかで届いだ今回の追加招集の知らせに、「セルダーの決断はリスペクトするが、しかし連絡をしてくれてもよかったのではないかと思う」と苦言を呈した。

 ただしドイツのビンゲン・アム・ラインに生まれたセルダーは、13才からこれまで一貫して、ドイツのユース代表としてプレーし続けており、この夏ではU21欧州選手権にて準優勝を達成。クラブでは昨夏より、1.FSVマインツ05からFCシャルケ04へと移籍している。


 だが当時マネージャーに就任していたクリスチャン・ハイデル氏によれば、セルダーはむしろTSGホッフェンハイムへの移籍の流れにあったようだ。これは地元紙デア・ヴェステンに対して明らかにしたもの。当時の指揮官ドメニコ・テデスコ氏は、ユース時代に幾度となく戦った経験もあり、「素晴らしい選手だ」と評価。さらに例外条項にの存在についても指摘していたという。

 そこで代理人へ問い合わせてみたところ「わずか48時間以内に、移籍は確定した。スアトが移籍を切望していたんだ」とハイデル氏。ちなみにホッフェンハイム移籍に向けては「かなりのところまで話が進んでいた」とのことで、だがシャルケはこの例外条項を活かす形で、移籍金1100万ユーロにてセルダー獲得へと成功している。
 


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