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2019年10月31日

決定力不足続いたシャルケに光明?ウートとラマンの2トップが機能

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 この夏、サンドロ・ワグナー新監督を迎えて、シーズンへと臨んでいるFCシャルケ04。開幕戦では現在首位を走るグラードバッハ、そして2戦目では王者バイエルンを相手に、無得点での敗戦を喫することになったが、その後の4試合では1試合平均3点以上となる13得点をマーク。4連勝を果たし、今月10月を迎えている。

 だがその初戦となった1.FCケルン戦では、昇格組を相手に1−1と痛み分け。続くホッフェンハイム戦、そしてドルトムントとのレヴィアダービーにおいても、むしろシャルケは試合を優位に進める側に立ちながら、ゴール前では息の合わないところが頻繁に見受けられ無得点に。特にFW陣の決定力不足については、クトゥジュただ一人がわずか1得点を記録するのみという状況へと陥っていた。

 そんな中で迎えた10月最終戦、2部ビーレフェルトを相手にしてもドイツ杯2回戦では、サンドロ・ワグナー監督は中盤をひし形に形成しての2トップを採用。そこで負傷から復帰を果たして間もない、マルク・ウートベニート・ラマンを起用した。「前半は良かったね、楽しめたよ」と、試合後に振り返ったウート。この日にラマンが決めた2得点の、そのいずれもアシストしており、確かに終盤ではヒヤヒヤする展開になったが、1ヶ月ぶりとなる複数得点を、今季はじめてFW陣により果たすことで勝利に貢献した。

 果たして日曜夕方に行われるFCアウグスブルク戦でも、サンドロ・ワグナー監督は同じFWコンビで臨むことを決断するのか?「それは見てみることになるよ」と、ベニート・ラマン。特にこの夏にデュッセルドルフから加入し、その後に足首の問題を抱えるなど出だしで苦しんだベルギー代表にとって、今回の2得点に対する喜びはまさにひとしおといったところだろう。「チャンスが巡ってくる、その日を待ち続けてきたんだ」と、これからの巻き返しを期している。 
 


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