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2020年01月23日

ニューベルの代理人が、シャルケ首脳陣を批判「理解に苦しむ」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 来夏よりFCシャルケ04から、バイエルン・ミュンヘンへと移籍する事で、今冬の移籍市場における大きな話題の1つとなっているアレクサンダー・ニューベル。今度は雑誌11フロインデとのインタビューの中で、同選手の代理人が今回の移籍にあたりクラブ首脳陣への批判を展開した。

 確かにニューベルがシャルケ残留を希望していた時期はあった、そして契約の延長を希望したことも。しかしながらそれはあくまで、ヨッヘン・シュナイダー氏が就任する前、クリスチャン・ハイデル氏がマネージャーを務めた時期へと遡ることとなり、「あの時、私は2度に渡って彼に連絡を試みたんだ」とコメント。「しかし彼からの反応はなかった。ニューベルに関しては大して手を打つわけでもなかったのさ」

 そして昨年2月にハイデル氏がチームを後にし、その後に就任したシュナイダー氏は「ニューベルの事案」について即座に取り組み「当然ながら、批判なんかすることはできないさ」と代理人はコメント。その時には時すでに遅しということだったのだ。

 2月はじめよりニューベルはフェアマンより先発の座を奪取し、「ビッグクラブから」の関心も寄せられていた模様。「その頃にアレックスの中では、別のオファーについても耳を傾けてみたいという気持ちになっていた。それにシャルケからは特にシグナルも届いていなかったしね」と振り返った。

 なおバイエルンからのコンタクトは、すでに取られていたという。「2018年の夏から関心を示していた。2月に最初のオファーが届き、確かに選手には契約終了1年半前までは交渉してはいけないというルールはあるが、それは代理人の限りではないんだよ」

 最終的には国内外からオファーが寄せられる中で、周知の通りニューベルはバイエルン移籍を決断。その決め手となってのは、いったい何だったのか?「ニューベルは非常に落ち着いた人間で、大口を叩くことを好まない」と説明。「それにキャリアプランという側面もある。これから3・4年はどうなるのだろうか?ドイツ最高のクラブへの入団は誰にでもできる事じゃない。ビッグチャンスなんだ。そしてバイエルンとの話し合いはベストだった」

 そしてニューベルとしては、中期的に「先発争いに名乗りを挙げることを考えている。ノイアーは世界最高のGKだが、バイエルンの新戦力にとっては誰しもそういった問題に直面するものだ。キミヒもデイヴィースもその例外ではない。3年後に移籍が正しいか判断しよう。ただ彼の中では、今だという考えだったんだ」

ニューベルが主将返上「理解に苦しむ」

 その一方でニューベルは、シャルケ首脳陣と共に主将の座を返上することに合意。このことについて、代理人は「確かに主将として毎試合カメラの前に立ち、その結果移籍について聞かれること」を考えたニューベルの決断については理解を示したが、首脳陣に対しては「理解に苦しむ」と、ここでも批判を展開。「何も悪いことも口にせず、契約を満了する選手」に対する対応へ苦言を呈している。

 主将の座は返上した。先発の座はどうなるのか?ニューベルは出場停止の関係から、今週末の試合までマルクス・シューベルトに先発の座を譲ることになり、その後の判断についてはこれからダヴィド・ワグナー監督の判断を仰ぐことになるだろう。


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