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2020年05月28日

シャルケのシュナイダーSD「来季もワグナー監督で行く」

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 今シーズンの前半戦を終えた時点においてFCシャルケ04では、確かにまだチャンピオンズリーグ出場権獲得をも夢見ることができた。だが年が変わり2020年となって以降、ここまでの後半戦11試合では、ブンデスリーガ最下位の成績へと急ブレーキ。最近10試合連続では未勝利となり、ヨッヘン・シュナイダーSDは、「この状況は壊滅的であり、不快感を示す人々へ最大限の理解を示すほかない。言い訳などできないし、ファンが怒りや失望を抱くことは当然のことだ」と語った。

 さらに同氏の口からは、驚くべきことに欧州の舞台への復帰は視野には入っておらず「欧州の舞台は、現時点でのパフォーマンスを見る限りかなり遠ざかっているものであり、今のところは間違いなくそのことはテーマではない。我々は決して夢想家になってはいけないし、この辛い現実から目を背けてはいけないよ。」と強調。確かにチャンピオンズリーグ出場圏内までは勝ち点16差とはいえ、ヨーロッパリーグ出場権獲得までは、まだ勝ち点差5となっているところだ。

 それでもシュナイダー氏は、「この散々たる負の流れを食い止め、この偉大なクラブにふさわしいパフォーマンスをピッチで表現しなくてはならない」と、要求した。今のシャルケにとってそれこそが、残されたリーグ戦6試合に課せられた課題であり、そして仮にそれでも欧州の舞台へと復帰できずとも、きっとそれに対する非難の声が誰からも挙がることはないだろう。

 そしてシュナイダーSDは改めて、ダヴィド・ワグナー監督の進退問題について言及しており、「競技面における全ての責任を、たった一人の人物に押し付けるようなことがあってはならない」とコメント、「我々全員がその期待に応え切れていないのだ。マネジメントもコーチ陣も、選手たちも、全てがこの危機への責任があり、信頼を回復する義務がある」と、語っている。

 その上で、来シーズンも引き続きワグナー監督体制で臨むことを宣言することで、シュナイダー氏は最大限の支持を指揮官へと示した。「我々はワグナー監督と共に昨夏7月1日からスタートし、1月まではエキサイティングなプレーでうまくこれた。ただ様々な理由でこの数ヶ月は止まってしまっているがね。だが終わったわけではないことは強調したい。ここから正しい結論を導き出し、そしてワグナー監督と新シーズンに向け準備をしていくことで、我々はさらに力強くこの状況から抜け出すことができるだろう」
 


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