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2020年06月23日

シャルケファンが首脳陣へ怒り心頭「クラブから出て行け!」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 FCシャルケ04はピッチ上で見せる戦いぶり以外の部分においても、危機的状況へとさらされている。ファンクラブ『ウルトラス・ゲルゼンキルヒェン』からは、怒りと批判に満ちた声明文が月曜日に発表された。

 確かに15試合連続未勝利など、後半戦における「プレー自体に寂しさ」は募るものの、「そんな現在において、信じられないことかもしれないが、我々の本質的問題はピッチ上には存在しない」と指摘。「シーズンを通じて、道徳的破綻」が見受けられるとしており、「シャルケの価値観を大売り出しした」結果、「マーケティング目的で利用される」か「それ以外では踏みにじられている」と強調。そしてクラブはより一層「信頼性と共感」を失ってしまい、これまでにないほどの「壊滅的な絵を描く結果となってしまった」と糾弾している。

 そこで名誉評議会と財政面(徹底的に対処すべき)、相談役会(義務を十分に果たせていない)、そして「シャルケの価値観」の4つのポイントを挙げており、シャルケの価値観を持てないものは「クラブから去らなくてはならない」と要求。とりわけ全ての委員会やクラブ首脳陣にむけて「毎週毎週にわたり我々のクラブを辱め、ゲルゼンキルヒェンでの現実世界との距離感を見失ってしまったかのようだ」と、言葉を続けた。

 さらにシャルケのフォーラムページ『シャルカー・ブロック5』では、「シャルケの価値観へ哀悼の意を表する」とのタイトルでメッセージが掲載されており、「クラブの伝統を重んじる姿勢は、あたかもPR目的のことでしかないようだ」とし、これには「当惑と衝撃」を感じざるを得ないと付け加えている。

 またウルトラスはこれ以外にも、シャルケに起こった3件の問題についても言及。最近ではチケットの払い戻しにおける問題や、24年務めてきたバスドライバーが解雇されたことについても、ファンからは強い非難の声があがっているところであり、前者についてはすでにヨッヘン・シュナイダーSDが謝罪したのに対して、後者についてはむしろクラブ側の判断を擁護。「真実ではない、危険な中途半端な情報が流れている」と、先週のスカイに対して語った。

 加えて現在自身の会社で巨大なクラスターが発生し批判の的にあるクレメンス・テニース相談役会会長については、昨夏にもパダーボルンにて行われたビジネスイベントにて、アフリカの人々を差別するような波源を行い、すでにクラブに対して大きく影を落とす事態を招いている。
 


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