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2020年06月25日

シャルケが渦中のテニース会長に、さらなる融資依頼を検討?

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 財政難に瀕するFCシャルケ04では、再びクレメンス・テニース氏へ融資を依頼することを検討していたようだ。

 テニース氏は長年にわたりクラブの財政難を救ってきた人物ではあり、6%利息で高額の貸付を行ってきたが、kickerが得た情報によればシャルケは、総額1億8700万ユーロもの負債を抱えながらコロナ危機へと直面したために、テニース会長へ更なる資金投入を求めることを検討。ただ現在の流れから、クラブ側はその考えを改めたようだ

 なぜならば同氏とクラブとの関係が、これからも長く続くかどうかはこれまで以上に不透明な状況へと陥っており、テニース相談役会会長の有する会社の食肉工場従業員1000人以上から、コロナ検査で陽性反応がみられるという巨大なクラスターを引き起こしたため、今はテニース氏に対してはドイツ中から厳しい非難の言葉が浴びせられているところ。

 また昨夏にはパダーボルンにて行われたビジネスイベントにて、テニース会長はアフリカの人々への差別発言とも取れる言動をとっており、もはやテニース会長に対する向い風は暴風域にまで達しているといえる。最近ゲルゼンキルヒェンでは街中にも、クラブ首脳陣に対する不快感を表したキャンペーン活動が見受けられており、土曜日にはクラブ施設周辺にてデモが行われる見通し。そのため1994年から相談役会に入り、2001年から会長職を務める同氏の存在は、クラブへの負担をますます増加させ、イメージダウンはより深刻化の一途をたどっている。
 


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