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2020年06月30日

シャルケ、テニース時代に幕。相談役会会長退任を発表

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 その重圧は、もはや耐え切れるものではなくなってしまったようだ。FCシャルケ04のクレメンス・テニース相談役会会長が辞任。相談役会からも後にすることが、本日火曜日にクラブ側より正式に発表された。

 遂にシャルケはテニース時代を降ろした。ドイツの大衆紙ビルトでは火曜日に行われた相談役会にて話し合いが行われ、同会会長のクレメンス・テニース氏がシャルケに関わる全ての役職から解かれることになったと報じていた。

 26年間にわたってシャルケの相談役会に名を連ねてきた57才は、2001年から会長を務めており、本来の就任期間は2022年まで設定。しかしながらこのところは、ファンから同氏の辞任を求める声が非常に強まっている。

 その背景にあるのは、同氏が保有する食肉加工工場の1000人以上にもおよぶ職員が、新型コロナウィルスに感染するという巨大クラスターを発生させており、ドイツ中からテニース氏に対して非難が集中。加えてクラブ自体も、競技面ではクラブ史上最悪の後半戦(17試合で勝ち点9)を終え、また「存続の危機」に瀕するほどの財政難にも見舞われているところだ。

 ヨッヘン・シュナイダーSDは、「相談役会会員として、そして会長として、クレメンス・テニース氏はFCシャルケ04の、この26年間における競技面、そして財政面での飛躍に大きく貢献してくれた。彼のもつ国際的なネットワーク、起業家精神、そして熱いコミットメントは、我々クラブを特別な形にしており、テニース氏は貴重なアドバイザーとして、コンタクトパーソンとして、常に我々に寄り添ってくれていた。この決断がテニース氏にとっていかに辛いものかを理解しているし、最大限のリスペクトを払うものだ」と述べている。
 


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