2020年07月02日
立て直し期すシャルケ、競技面でも財政面でも危機的状況
前半戦では、確かに好調な戦いぶりを見せていたはずの、FCシャルケ04。それが脆くも崩れ去った理由について、ダヴィド・ワグナー監督は水曜の会見の中でいくつかの理由をあげた。
まず指揮官が第一声を発するまでに、ちょうど1時間ほどを要した。そしてすぐに自ら「いかにして、2つの全く異なるシーズンの前後半を戦うことになったのか?」と、疑問を投げかけている。
その1つめの理由は、数多くの怪我人に見舞われたことで「基本的には、全く異なる2つのチームで戦っていたことだ。ただそれでもいずれにせよ私にその責任はある。」と説明、特に2月はじめに行われたヘルタ・ベルリンとのダブルヘッダー(リーグ戦とカップ戦)が、そのちょうど分かれ目となったと見ている。つまりはワグナー監督は、シャルケは長期間に渡って良いサッカーを展開していたと見ているということであり、実際に数字の面でみても前半戦は勝ち点30。
しかしその半年後に出されたシーズンの結果は勝ち点39であり、「ひどいものだ」という言葉にさして驚きを覚えるものではない。「2月中ばから異なるチームになっていた。離脱をカバーできず、またうちのゴールキーパーは背後から安心感を与えることができなかった。1月の移籍期間に関してはあまり良いものではなかったよ」と、説明。激動の中でチーム内にバランスがとれていないということは、クラブ側も十分に理解してはいたものの、しかしながら問題点の解決までにはいたっていない。
そして最終的には16試合連続未勝利という、クラブ史上最悪の状況でフィニッシュする結果となるのだが、それでもワグナー監督の続投は支持されている反面、競技面のみならず財政面でも危機的状況から、夏の移籍市場においてもあまり多くの可能性もない。「小さなお金で、強力なチームをまとめあげる必要があるのだ」
そう語った指揮官は、今後の目標として「2月中旬までに見せていたサッカーを、ふたたび見せていきたいと思う」と述べ、「勇気と激しさ、そして結束力をもって。私は今、7月31日に再び集結するときを、心待ちにしているところだよ」と語った。
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