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2020年07月11日

シャルケのシュナイダーSD、チーム作りに向けた財務状況を説明

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 財政面において危機的状況へと瀕している、FCシャルケ04。その影響は選手たちにもまた、例外なく影響が及ぼされるものであり、ヨッヘン・シュナイダーSDはSIDに対して、再びパンデミックが発生した際に備え「コロナ条項」が契約に付随。サラリーの一部返上が「トップチームの選手のみならず、U23の選手やスタッフにも適用される」ことを明らかにした。

 さらにこれからの新戦力獲得には、否応なしに慎重にならざるを得ず、緊縮策の中で「夢を見るわけにはいかない」と強調。ただ別の見方をするならば、少なくとも「ケルンでのレンタル期間で活躍を見せた」マルク・ウートや、「ホッフェンハイムで好調なシーズンを過ごした」セバスチャン・ルディ、そして「プレミアのクラブでレギュラーを務める」ナビル・ベンタレブなど、「何人かの選手が復帰する」ことが見込まれているところだ。

 一方でそういった選手たちはサラリー面での上昇を生み出すことにもなり、「人件費は予算の中で一番大きな項目。経費は収益に見合ったものじゃなくては」と説明。また現在の財政難は決してコロナ危機のみが原因ではなく、「コロナ危機が悪化させたが、元々はシャルケが自ら招いた問題だ。契約を無理強いされたことなどないのだから」との見方も述べている。

 そこでシャルケとしては、カバクやセルダー、アリら、チームの飛躍を担う主力たちの売却に踏み切らなくてはならないのか?との問いには、「その必要に迫られているわけではない」と前置きした上で、「ただ選手たちの成長がクラブよりも早く、ここではもう狭すぎるということになれば、その時は互いに状況について話し合う必要があるだろうね」との考えを示した。
 


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