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2020年09月13日

シャルケの苦言に、バイエルン州協会が反論

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 2日前の金曜日に、本来ならば本日日曜に開催予定となっていた、ドイツ杯初戦シュヴァインフルトvsシャルケ。だがテュルクギュジュ・ミュンヒェンの異議申し立てをミュンヘン地方裁判所が支持したことにより状況は一転、これに徹底抗戦の構えをみせたバイエルン州サッカー協会が、ドイツサッカー連盟に試合開催中止を訴える展開となった。

 「バイエルン州サッカー協会としては、2020年5月にこれに対応するルールを公表しており、それが今もなお有効性をもったものであると、法廷でも確認されるよう強く信じている」と、同協会のラインホルト・バイアー副会長は、ドイツ通信社に対してコメント。ちなみに同氏はミュンヘン上級地方裁判所の裁判官だ。

 その一方でシャルケのヨッヘン・シュナイダーSDからは、「数ヶ月も時間がありながら、しっかりと確定させることができていなかった」ことへの苦言が呈されていたが、このことについてバイアー氏は「なぜテュルクギュジュが4ヶ月も時間があったのに、開始72時間前に異議申し立てを行ったのか、その理由はテュルクギュジュに聞く問題だ」と反論を述べている。

 このような驚くべき事態へと発展したことのはじまりは、バイエルン州サッカー協会がコロナ危機によりリーグ戦を、2020年9月より再開すると決断した際に、当時首位だったテュルクギュジュ・ミュンヒェンを1部昇格させたことにある。

 これにより現時点ではテュルクギュジュは、ブンデス3部昇格組の立場にあり、今回のドイツ杯初戦の出場枠には9月から再開された2019/20シーズンの首位、シュヴァインフルトが指名されたのだ。

 これに反発したテュルクギュジュ・ミュンヒェンが訴えを起こし、結果的に地方裁判所の支持を勝ち取ることに成功。だが最終決定ではなく、バイエルン州サッカー協会は「大会運営を考慮していない」として徹底抗戦の構えをみせている。


 その一方でシャルケではその代わりにチーム内でのテストマッチを行い、そこでオマル・マスカレルが2月以来となる実戦復帰を、45分間に渡って果たした。練習中に内転筋付近の腱断裂を抱えていた同選手は、当初は手術を避け回復を目指したものの思うように事は運ばず、最終的に手術を決断。そのため離脱期間は延期されていた。
 


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