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2020年10月26日

レヴィアダービーにいた、たった1人のシャルケファン

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 土曜夕方よりドルトムントで行われた宿命のライバル、ボルシア・ドルトムントとFCシャルケ04との『レヴィアダービー』では、わずか300人のみの入場が認められた中でたった1人、シャルケのユニフォームに身を包んだ男性の姿が。これにクラブ公式ツイッターでも喜びのツイートがなされていた。だが、一体どうやってチケットを手に入れたのだろうか?

 「確かに、僕はドルトムントの会員ではありません」と、TV局スカイとのインタビューの中で明かしたその人物は、「友人が会員なんですよ。それで手に入れました」と説明。自身がそもそもイタズラ好きというところもあり、またそれと同時に「シャルケの選手たちに気づいてもらいたくて。それでピッチの側まで降りて行ったんだけど、でも客席に戻されたよ。でもきっと気づいてもらえたと思う」と述べている。

 だが「もしかしたらこれで、シャルケの選手たちを発奮させられるのではないか」という彼の思惑は、後半開始から間も無くして打ち砕かれることになる。この日もパッとしないパフォーマンスをみせていたシャルケは、ついに後半10分すぎから2点を立て続けに決められており、最終的には0−3での敗戦を喫することに。

 ところで、周りの299人のドルトムントのファンたちは、どういった感じだったのだろうか?「まだ理性の範囲の中だったとは思います」と同氏。「帰れ、との言葉もかけられましたけど、でもそれは当たり前のことですし、逆だったら同じようにしていたでしょうから」とコメント。

 だが0−2とされたところで、「自分から」その場を後にしたことを明かしており、その理由については試合の体勢が決したことで「観客の目が、ピッチからこちらへと向けられてくるのではないかと、自分で思ったからです」と語った。
 


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