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2021年01月11日

3年半ぶり復帰のコラシナツ、主将として約1年ぶりの勝利へ

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 FCシャルケ04が、およそ1年ぶりとなるリーグ戦での勝利を、遂に週末のTSGホッフェンハイム戦にておさめた。そしてこの好転こそ、先日に入団会見の席にて、その情熱と精神面を強調していた、セアド・コラシナツ。2017年にアーセナルへと移籍するまで、シャルケでプロの階段を駆け上がった同選手は、開始から120秒後にはシャルケ最初のシュートを強烈に放ち、言葉を体現していく姿勢を強調している。

 そしてその腕には、キャプテンマークが。本来キャプテンを務めるオマル・マスカレルが欠場していたとはいえ、副主将のベンジャマン・スタンブリはピッチ上にいたにも関わらず、加入した最初の試合で新戦力がキャプテンを務めるという特別待遇。このことについて、試合後クリスチャン・グロース監督は「これでシグナルを送りたかったし、セアドもすぐに喜ぼをもって受け入れてくれた」とコメント。

 改めて「コラシナツはこのクラブにおいて、高いステータスを構築しており、またプレーの面においてもインパクトを与えられる人物だ。人々は彼を評価しているし、彼がこれまでこのクラブで成し遂げてきたこと、そして海外で
経験したことについてもリスペクトしている。そのような高い人間力をもった選手の加入は好影響をもたらしてくれるものだ」と言葉を続けた。

 果たして2011年から2017年まで所属し、通算123試合に出場して4得点をマークしてきたボスニア・ヘルツェゴビナ代表が、シャルケにおけるキャプテンシーの階層へ長期的に影響を及ぼすのかについては、グロース監督は明言を避けた。だが「それについては、次の秋にも話し合うことになるだろう。チーム内でね」と付け加えているように、少なくともそのことをしっかりと意識していることは確かなことだろう。
 


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