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2021年02月21日

マルコ・ロイス、ハーランドを称賛「まるでマシン」

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 土曜夕方より行われた宿敵FCシャルケ04とのレヴィアダービーでは、最終的に4−0と快勝をおさめることに成功したボルシア・ドルトムント。特に2得点を挙げたエルリング・ハーランドに対して、大きな賛辞を贈ったマルコ・ロイスだが、それでもあくまで警鐘を鳴らす発言を行っている。

 「決して悪くはなかったにもかかわらず、僕たちは長い間チャンスをなかなか作ることができなかった。ただ僕たちがリードを奪うためにプレーし続けていけば、最終的には得点へと結びついてくものだと思う」とコメント。そして相手DFスタンブリのロストで生まれた「素晴らしいプレスをかけた状況」から、ドルトムントはサンチョの先制ゴールへと繋げていった。

 さらに「ハーランドのセンセーショナルなあのゴールが後押しとなったよ。リードを奪ったことはもとより、あの2点目も大きかったと思うね」とロイス。セビージャ戦に続くドッペルパック達成し、ブンデス32試合で30得点をマーク中する若武者へ「まるでマシン。得点に飢えた、そのポジティブなエネルギーがチームを後押しするタイプだ」と賛辞を送っている。「それに本当にチームのためにプレーしてくれる選手だし、これからも得点を重ねていってほしいよ」

 またこの日の試合ではハーランドのみならず、チーム全体で力強いパフォーマンスをみせていたが、ただロイスはあくまで「まだ始まったばかり」と強調。「順位を争う相手たちも勝利をおさめていたし、僕たちも勝てたことは大きいよ。長い間、良い流れに乗っていかなくてはならないと口にしていたことだし、それを実際にこれからみせていかないといけない」と、さらなる奮起を促す。

 同じ状況にあったのは、この日にブンデス300試合目を迎えたロイス自身にとっても言える事だ。ここのところ自身にも批判を受けていたドイツ代表MFだったが、先日のセビージャ戦に引き続いて今回のシャルケ戦でも、状態の向上ぶりをアピール。それでも「勝てば官軍負ければ賊軍さ」と意に介さず、「僕はそれをよく理解しているよ」と言葉を続けた。

グロース監督「うちに逆風が吹き荒れた」
 
 一方でシャルケのグロース監督は、特に後半開始早々の0−2という場面で、セルダーのシュートが「ポストに嫌われてしまった、あの場面。あれは本当に残念だった。それで試合の展開も変わったかもしれんのだが、逆に0−3とされて試合が決まってしまったよ。今日はあまりにうちに逆風が吹きあれていた」とコメント。続くチャンスにホッペもヒッツに阻まれている。

 特に開始前にはムスタフィが、そして前半途中にはフェアマンが、それぞれ負傷により交代を余儀なくされる不運にも見舞われており、それでも老将は「最後のその時まで、我々は戦っていく。再びここから立ち上がり、シュトゥットガルト戦に向けて、勝ち点を奪いにいく。それ以外に、我々に残された道はない」と決意を示した。


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