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2021年03月13日

マスカレル、母国スペインへの復帰は「選択肢の1つ」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 入れ替え戦となる16位アルミニア・ビーレフェルトとの勝ち点差は9。リーグ戦残り10試合という状況で最下位に喘ぐFCシャルケ04の状況は非常に厳しいものがあるが、主将のオマル・マスカレルは母国スペインのASに対して、その事実を受け止めながらも「ディミトリオス・グラモジス監督の登場は、チームにエネルギーをもたらしている。彼は良い監督だよ」とコメント。苦境にはあるものの、まだ残留の可能性は「確実にある」と明言している。

 そしてシャルケを取り巻く状況が全体的に落ち着きをみせることを期待しているところでもあり、ゲルゼンキルヒェンにおいては、神経質になってしまうと「早まった決断」をしてしまいがちだと指摘。また例えばダヴィド・ワグナー監督については、当初「非常にうまくいっていた」が、その後に「うまくいかず」に解任。マヌエル・バウム監督については、「戦術的にはベストの監督の1人」ではあるものの、「運に見放されてしまった」とみているところだ。

 今はこの伝統的なクラブの未来のため、この危機的状況を脱するためには一貫性が求められるところであり、2022年まで契約を残すマスカレルも「今冬に移籍の可能性があったけど、主将というものはそう簡単に別の船に乗り移るようなことがあってはならない」と強調。最近はベンチを温める日々が続くが、「物事がうまくいかないからといって、すぐに逃げ出すようなことは好きではない」と話す。

 それではこの夏についてはどうか?マスカレルは、「今はブンデス残留に100%集中しているし、最大限の力を尽くさなくてはならない。それから僕たちはまた話し合いの場をもち、いろんな可能性について話し合うことができるだろう」との考えを示しており、そのなかで母国スペインへの復帰も選択肢の1つであることも明かした。「リーガ・エスパニョーラでは、僕は1シーズンしかプレーしたことがないからね。ただフランクフルトやシャルケで素晴らしい時間を過ごしているし、夢だったチャンピオンズリーグの舞台に立つことができた。理想的には5年が経過し、新しい冒険をしてみたいという気持ちはあるね」

グラモジス監督、3位ヴォルフスブルク相手でも「苦しめることができる」

 2月3日に行われたドイツ杯では、シャルケは今年に入ってさらに好調ぶりが上がっているヴォルフスブルクを相手にして、勇敢な戦いぶりをみせて何とかもちこたえてみせており、最終的には0−1と惜敗。ただそれは恥ずべきものではない、堂々たる戦いぶりであった。残留へと一縷の望みをつないでいくためにも、この試合では何としても結果へとむすびつけていきたい。
 


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