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2021年04月08日

シャルケ、三人目の取締役が退任「脅迫に耐えられない」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 ファイナンシャル担当のペーター・ペータース氏、サッカー部門担当のヨッヘン・シュナイダー氏に続いて、FCシャルケ04は今季3人目となる取締役の退任、マーケティング担当のアレクサンダー・ヨブスト氏の辞任要求を受け入れることを発表した。

 相談役会は「苦渋の決断」で受け入れており、「ヨブスト氏を失うことは非常に残念だ」と、ブフタ相談役会会長はコメント。「相談役会とヨブスト氏との間では非常に信頼性の高い協力関係が築けており、プロフェッショナルなものでした。シャルケは評判の高い、成功をおさめてきた専門家を失うことになります。彼に対して多大なる恩義を感じており、今後の健闘を祈るばかりです」と言葉を続けている。

 レアル・マドリードなどでマーケティングを担当した経験をもつヨブスト氏は、2011年にFIFAからシャルケへと加入し、本来は2024年までの契約を残していた。しかし「自分や家族が以前から受けてきた、脅迫を含む匿名からの敵意」が今回の決断の理由となったことを明かしており、「怒りや苛立ち、それに伴う暴力的な発言にはある程度理解もしますが、ただ今回はあまりに一線を越えたところがあった」と述べている。

 なおヨブスト氏は先週、2部降格時でもクラブの飛躍を支えられるよう、メインスポンサーを務めるガスプロム社との契約更新も成立させていた。「1部のクラブでさえ余り見られないほどの、マーケティング収入への土台を早期に構築しました。私は自身の役割を、非常に良い状態で引き渡します。非常に辛い気持ちでこの決断と戦ってきました。シャルケは独特で、また成功を収められるだけの力も持っている。このクラブで仕事ができたことは大変なでした。満了する日(6月末日)までは全身全霊を捧げます」と語った。
 


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