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2021年06月21日

ブンデス返り咲きへ、アザモア氏がシャルケに「綺麗なロッカールーム」を求める理由

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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 ブンデス2部降格という、非常に残念な結果に終わった今シーズン。だがそれは辛さだけはなく、そこから有益な部分も学びとれたものだった。ジェラルド・アザモアは「我々はこの数ヶ月間、自分たちを振り返るため集中的に取り組んできた。このチーム再編を機に、ロッカールームの座席配置も変えたいと思っている」と、月曜発売のkicker誌に対してコメント。「グループ化を避け、一体感を非常に高めていき、会話の文化を変えつつも確かなヒエラルキーも持たせていきたいと考えている」と述べている。

 現在クラブの有資格部門を担当する元ドイツ代表FWは、こういった事が競技面におけるパフォーマスにも影響を及ぼすものであると確信しており、「シャルケには誰もが、1年でのブンデス返り咲きを期待している。その土台となるのが現実を直視するということ」で、31年ぶりの2部降格というその現実を「受け止めなくてはならないということ」と強調。

 そしてアザモアはここで、自らの経験をクラブへともたらすことができると考えている。「セカンドチームがブンデス4部相当から降格を喫した時、当時のマネージャーとして即座に昇格できると確信しチームを編成した。だが実際にはそうはならなかった。その結果、選手を選ぶことへの感覚が研ぎ澄まされ、性格やメンタリティといった部分をさらに重視していくようになったよ。5部2年目では状況は比べられないほど改善され、再び昇格することができたんだ」

 そこで鍵となるのは、謙虚さを持ち合わせること。「当時、我々は選手たちへ、皆、シャルケの大きなチームバスでアウェイ戦に向かうことはできない。それでは高慢に思われても仕方がない。」と伝えたという。そして今のシャルケは2部ではなく、あくまで1部を望む高慢さがある。「ちょっとしたことが分かれ目になってしまうものだよ」とアザモア氏。

 「我々は選手たちが試合後、ロッカールームを綺麗にして帰宅して欲しいと考えている。それはリスペクトの問題でもあるんだ。選手が去ったロッカールームからは、そのチームとしての姿がみてとれるというものだよ」と述べ、例えばそれは「選手がバンデージや包帯をすみっこに投げ捨てて、「誰かがそれを片付けてくれるのだろう」と思う姿を目にしたくはない」ということ。「そういう態度はピッチ上でも反映するんだ。今は、ボールを追いかけなくてもいいや、別の人がやってくれるだろう、ってね」と語った。
 


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