ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年08月24日

入団、即起用の板倉滉を指揮官は評価「うまく試合をコントロールしてた」

FC Schalke 04
FCシャルケ04
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ブンデス2部第4節、FCシャルケ04のディミトリオス・グラモジス監督は、0−1とリードを許し迎えたハーフタイムに、わずか2日前にマンチェスター・シティのセカンドチームから獲得したばかりの、板倉滉を後半立ち上がりから起用する判断を下した。だがそれでも最終的には1−4で敗戦。1部返り咲きを目指す中で、1勝1分2敗とつまづきをみせる結果となっている。

 地元紙デア・ヴェステンはこの試合の采配について、苦しい前半を過ごしていた中で、なぜ経験あるウータースやベッカーを起用しなかったのか、一部ファンを苛立たせるものだったと指摘。実戦経験の不足へ疑問の声を挙げたが、グラモジス監督はむしろ、「全くそうは思わない」と一蹴。「コウは確実に攻撃面で落ち着きをもたらしてくれていた。交代によってうまく試合をコントロールできるようになっていた。それは明らかに見て取れたことだ」と指摘した。

 むしろこの試合の展開については、「我々が失点を重ねていったのは常に、嫌な時間帯でのことだった」と述べており、「自分たちが気分良く試合を展開していける局面になって、常に更なる失点を喫していたのだ。それには首を傾げるしかない」とコメント。それでも「コウは我々に非常に落ち着きをもたらしてくれていたと思う。プレッシャーをかけられても、冷静に選択肢を模索していた。だから彼がこの試合の中でよくなかったとは、決して思わないよ」と擁護している。

 昨季はオランダ1部フローニンゲンにて全試合に出場するなど、絶対的な主力としてプレーし続けた同選手は、2019年に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへと加入。その後のほぼ全ての期間をフローニンゲンで過ごしており、日本代表としては5試合の出場経験をもっているところだ。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報