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2019年10月15日

宮市の同僚ジェンク・シャヒン、トルコ軍へ支持表明でフリーに

FC St. Pauli.
FCザンクトパウリ
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 宮市亮が所属する、ブンデス2部FCザンクトパウリは、ジェンク・シャヒンを即座にチームから外すことを正式に発表した。25歳の元トルコユース代表FWは自身のインタグラムにて、シリアへと侵攻したトルコ軍への支持を表明していた。「我々は英雄である我が軍を支持する。君たちのために祈っている」

 これを受けてザンクトパウリでは調査を行い、その結果シャヒンをチームから外す決断を下している。「クラブ首脳陣と選手との間で話し合いを行なった結果、ジェンク・シャヒンは練習、そして試合からも即座に外されることになります。特にこの決断へと至った理由は、クラブ側が重要視する価値観との相違、そして選手たちを擁護していくことを目的にしたものです。」

 さらにザンクトパウリでは改めて、「我々は異なる文化の争いについて、細かく判断をすることはできませんし、そうすべきでもないと考えます。しかし議論の余地なく、いかなる戦争行為についても反対の意思をもつものです。それが今回の彼の支持との間で、根本的に反するものでした」とも強調した。

 2016年よりザンクトパウリ入りした同選手は、昨季後半戦には降格の危機に瀕していた同じ2部インゴルシュタットへとレンタル移籍。今季からまた復帰してリーグ戦4試合でベンチ入りしていたものの、最近ではクラブのファンから激しい批判を浴びていた。

 なおシャヒンとの契約は2021年まで残されているものの、クラブ側によれば既に他クラブの練習参加への許可を与えているとのこと。
 


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