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2020年09月09日

攻撃陣刷新のザンクトパウリ、鍵を握るマキエノク

FC St. Pauli.
FCザンクトパウリ
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 2020/21シーズンにおいてブンデス2部ザンクトパウリでは、トップチームへと昇格したティモ・シュルツ監督の下、スピーディかつ大胆に、活力のある若々しい魅力的なサッカーを展開すべく、新戦力としてテクニシャンのダシュナー、スピードが期待されるディットゲンとクエイ、そしてパワフルなシモン・マキエノクを獲得している。

 とりわけ昨季ブンデス2部17番目の得点数だったザンクトパウリでは、今夏にディアマンタコス、ギョケレス、フェールマンと、昨季挙げた41得点のうち、29得点を挙げていた3選手を失っており、特に2メートルを超えるマキエノクに対しては、ペナルティエリア内におけるキープ力、空中戦での高さなど「全く新しい要素を、我々にもたらしてくれるだろう」と指揮官。

 またザンクトパウリの左のディフェンダーでは、ザントハウゼンよりレアルト・パカラダを獲得しており、特に攻撃的な選手というわけではないがエネルギッシュなランをみせる、セットプレーのスペシャリスト。ロングボールの供給に期待したいところであり、あとはいかにマキエノクが安定したパフォーマンスをみせられるか、そこに今季のザンクトパウリの命運がかかっているといっても過言ではないだろう。

 そんな中で先日行われたデンマーク1部ソナーリュースケと本番直前の前哨戦では、「その前のテストマッチより、かなり多くの得点チャンスを作れていた」とシュルツ監督。ただまだオフェンスは再建途中であることも理解しており、「まだまださらなるステップを踏んで行かないと。ここまでの流れには満足できるが、もっとオフェンス面で改善できるはずだ」と言葉を続けた。
 


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