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2020年09月14日

4部相手に大量失点、初陣で言葉がないザンクトパウリ新指揮官

FC St. Pauli.
FCザンクトパウリ
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 プロチームのコーチとして、公式戦での初陣を迎えた、ブンデス2部ザンクトパウリのティモ・シュルツ監督。だがその試合後、むしろ適切な言葉を見出すことさえできず「驚いたくらいだ」と言葉を絞り出した。ブンデス4部を相手にまさかの敗戦、加えてその試合では大量4失点をも許す結果となっている。

 本来ならば開始7分に幸先よく、マルヴィン・クノールが先制点を決めたことで主導権を握るはずだった。しかしながらザンクトパウリは立て続けにロストを繰り返しており、それはまるで5分間隔で相手に得点チャンスを与えるほど。開始から30分後にはゼンガーを投入し、3バックから4バックへと修正をかけたのだがこれも功を奏さず、安定感を取り戻すまでには至っていない。「対人戦で勝利をすることは、サッカーにおける初歩的な部分。それを我々はおざなりにしていたのだ。」と、指揮官は分析した。

 「チームはなかなか落ち着かず、準備期間の時にみせていた安定感は消えてしまっていたよ」その言葉通り、今夏のテストマッチにおいてザンクトパウリでは、むしろオフェンス面でのつまりは気になったものの、守備面に関してはコンパクトにまとまった印象を与えていた。「僕たちは安定感を見せていたし、相手にあまり隙を見せていなかったのに」と、GKヒメルマン。「でも今日はうまくとらえきれなかった。常に1・2歩おそかったように思う」と言葉を続けている。

 その一方でクノールは、選手たちがみせていたこの試合に臨む姿勢に問題があったと考えており、「ボディランゲージという点では、あまりにもものたりないものが見受けられたと思うよ。説明するのは難しいけど」と述べ、「僕たちはこの準備期間でうまく成長をみせてきたのに、ここで大きな打撃を被ることとなった。もうこんな姿はみせてはいけない」と警鐘。シュルツ監督は、これから「原因を探り、なぜこのようなことになったのかチェックする」との考えを強調した。
 


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