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2020年09月18日

宮市亮の回復を願うザンクトパウリ「彼の代役探しは困難だ」

FC St. Pauli.
FCザンクトパウリ
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 昨シーズンのブンデス2部第28節までは、ほぼ全試合でフル出場を続けていた、宮市亮。しかしながら第30節の「ボーフム戦で内転筋付近に大きな問題を抱えてしまった」ことを、後にボルネマン競技部門代表が明かしており、「戦列から外す決断」を下しシーズン終了を待たずして、日本へと帰国し治療へと専念させた。

 ただ膝の痛みが内転筋へと広がりをみせた宮市は、地元紙ハンブルガー・モルゲンポストによれば、ウェイトトレーニングとランニングメニューを黙々とこなす日々を過ごしており、時折すこしボールを使った練習も行ってはいるものの、チーム練習参加はおろか、復帰時期さえ見えていない状況だという。

 同紙に対して、ボルネマン代表は、ブンデス2部トップクラスの「スピード、そして彼のテンポドリブルは、チームに活力をもたらしてくれるものであり、相手にとって常に厄介だ。亮はコーナーキックやフリーキックの獲得にも貢献してくれる」と評価。それ故に宮市の不在は、より一層に大きいものでもある。

 特にザンクトパウリでは先日、今季初の公式戦ドイツ杯初戦で、4部相手に完敗を喫した流れもある中、今は夏の移籍市場も開かれている状況だが「彼の代役を見つけるのは困難なんだ」と頭を抱えたボルネマン氏。奇しくもそれは約1ヶ月前に、シュルツ監督自身が口にした言葉と全く同じもの。ザンクトパウリ苦難はまだ続きそうだ。
 


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