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2021年04月16日

”和製ロケット”宮市亮の復帰迫る、クラブの猛追を後押しできるか

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 ブンデス2部FCザンクトパウリのティモ・シュルツ監督は、これから迎えるリーグ戦残り6試合に向けて、「アヴェフォー以外の全員が、今は出場可能という状況にある。これは私にとって、本当に素晴らしい状況だよ。監督として、こういった経験は滅多に味わえるものではないさ」と喜びをみせた。

 「ただこれは素晴らしい取り組みをしてきた、という事の裏付けでもあるがね。ウェイトルームにおいても、練習においても、選手たちは非常に熱心に取り組んでおり、指示についてきてくれている。だから決して偶然による産物ではないんだ」

 特に「シーズンのラストスパートという事で、本来ならばここで力の限りを尽くす、というところではあるのだが、逆に我々の場合はむしろ、週を追うごとにフィットしてきているという印象。出場したい人!と聞いたら、おそらく全員が手を上げるんじゃないかな」と述べ、「ブフトマン、そして宮市亮についてもね」とも明かしている。「フル出場はまだという制限付きではあるのだが」

 今季は恥骨炎、そしてふくらはぎの問題より欠場が続いている日本人ウィンガーについては、今月はじめにも指揮官は「実際のところ、良い感じにはこれている。ただまだ様子を見ていかなくては」とコメント。そして改めて「亮は2部リーグにおいてトップレベルの要素を持っている。彼のことはとても気に入っているよ」と評価するなど、期待感の高さを口にしていた。

 ちなみに第16節までは自動降格圏内となる17位に甘んじていたザンクトパウリだが、それ以降は10勝1分2敗とまさに猛追をみせているところであり、一躍8位にまで浮上。遂に昇格圏内までは、残り6試合で勝ち点差9となっているが、果たして和製ロケットを新たに搭載したその脚で、ザンクトパウリは大まくりはどこまで伸びていけるだろうか。
 


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